登録名：葉月 御影
コードネーム：《幽鬼（オーガースト）》
性別：男
出身：日本 双木市
誕生日：8月3日
身長：168cm→172cm
体重：62kg→68kg
血液型：Ａ型
所属：UGN日本支部
ブリード：ピュアブリード
シンドローム：キュマイラ
特記事項：双木市の高校に通い、市内を主な活動域としている。日本支部に移籍。

立ち絵メーカー：男前メーカー(仮)
立ち絵メーカーURL：https://picrew.me/image_maker/353464

・戦闘適性：A+
・継戦能力：A
・命令順守：B
・陣頭指揮：C
・社会適性：C
・RC技術：B
・衝動耐性：B+
・特異能力：C

　双木市の公立高校に通う高校一年生。素行は良いとは言えず、何度か暴力沙汰も起こしている。一度、同級生との喧嘩で指導を受けたこともあるが、自ら喧嘩を売るようなことはしておらず、友人を庇っての行動だったと周囲には広まっている。
　交友関係も狭くはなく、勉学面の評価が良いとは言えないが、その人柄に対しては大して悪い評価は受けていない。

　犯罪者を父に持つ。そのため、偏見の眼を向けられることも少なくなく、特に柄の悪い人間にはよく因縁をつけられる。そのため、本人も自衛のためにそれに向かっていく必要があったために、結果として“素行の悪い子供”となってしまった。
　その父親も、ロクでもないことをした挙句に亡くなった。最後の最期まで父親らしい面など見たことが無かった。今は母との二人暮らしで、バイトもしつつ支え合って生活している。現在は親元を離れ、東京近郊で一人暮らし。UGNでの収入の一部を実家へ振り込んでいる。

　散々母を困らせた挙句に、「犯罪者の家族」というレッテルだけを残して逝った父を、相当に侮蔑しているが、心のどこかではそんな風にしか生きることのできなかった父に同情している。

　自分はそんな父のようにはならない。誰かが困っているなら助け、自分の身は自分で守る。そうやって、最期に自分は生きてて良かったと笑えるように生きよう。そう心に決めている。

　御影が中学の頃、学校からの帰り道、虐められて泣いている少女、｜九鬼朱里《くき あかり》に出会い、手を差し伸べたことで知り合う。
　朱里は御影のことを、まるで兄のように慕っており、御影もまた妹でもできたような気持ちで可愛がっていた。虐められていた彼女に、どこか自分の面影を重ねていたのかもしれない。
　一人では学校に行きづらいという彼女を、家から友達と合流できる道まで送ったり、何かと世話を焼いていた。

　だがそんなある日、彼がいつも通り彼女の家へ向かうと、そこにあったのは玄関の前に集まった野次馬と、消防隊。そして真っ赤に燃える九鬼の家だった。

　彼はそれを見て、何をするでもなく、ただ呆然と立ち尽くしていた。
　消防隊の消火活動。母親の娘を想い、救助を請う悲鳴のような叫び。それらを目の当たりにして尚、身体が動かなかったのだ。突然の出来事に対する衝撃、朱里の身を案じる困惑、炎の悍ましいまでの光と熱。そして何より、彼自身の臆病さ。それらが、動こうとする意志とは裏腹に、彼の肉体を動かせなかった。

　――結果、九鬼 朱里は遺体すら発見されなかった。

　彼にできることはなかったかもしれない。彼が何かをしたところで、邪魔なだけだったかもしれない。
　それでも、何かができたかもしれない。彼女を、助けられたかもしれない。そう考えるたびに、悔やんで悔やんで、悔やみきれぬ想いが胸を満たす。だからこそ、彼は誓ったのだ――もう二度と、自らの臆病で、悔いを残しはしない――と。

　父親が病死してからは、双木市にて母と二人暮らしをしていた。が、覚醒してしばらくしてから、双木市を離れることを決める。
　現在はUGN双木市支部所属のエージェント“｜柳緑花紅《グリーンブラッド》”のツテを使い、日本支部エージェントとして活動しており、東京にて一人暮らしをしている。

ロイス：霧谷雄吾　推奨感情　P:連帯感/N：脅威
カヴァー/ワークス：指定なし/UGNエージェント

　キミは日本支部のUGNエージェントだ。霧谷雄吾からの命を受け、N市にやってきていた。しかし、キミが到着するとN市は大規模な《ワーディング》に包まれ、奇妙な鎖によって封鎖されてしまった。外部との連絡も途絶え、霧谷とも連絡が取れない。N市支部の支部長PC③とともに、この事態を解決せねばならない。