容姿・経歴・その他メモ

「ユビキタス、悪魔は遍在する…なんてね。ふわぁ…」

概要

　ダウナー系長身人外少年呼びお姉さん。遍在する悪魔であり、人に囁き堕落させるもの。ただし今は元になった唯一神教がそんなに絶対的ではないのであんまりやる気が無い。基本ダメ人間（悪魔なので）。五十嵐くん家に寄生して居候している。

戦闘スタイル

　遍在する自身を相手の近くで顕在化させ、致命的な一撃を与える省エネの戦闘方法を取る。大昔はウロボロスの力で無節操にシンドロームや逸話を喰らい、自身を強化し、パワーで全てをなぎ倒していたが、今ではかつての力は見る影も無い。堕落させる対象である人間と融合することで往時のパワーをほんの少し取り戻す。

キャラクター設定とか

　悪魔、すなわち神に敵対する者、サタン。宗教的なそれに対する恐れや畏怖の感情が集まり、レネゲイドに形を与えて産まれた存在。遥か昔、唯一の宗教に対する絶対的な敵対者として君臨していた時代は恐ろしいまでの力を誇っていたが、宗教改革によって唯一神教が分裂し、疑われ、科学が発展すると共に弱体化した。

　あまりにも大きすぎる概念だったためか、元々そこまで確固たる意識も自我も無かったが、ルネサンス時代の混乱によってより曖昧な存在となり、1500年代の日本への布教に乗じて逃げるように新天地へ向かう。しかしその地で調伏され、妖刀へと封じられた。

運命の夜

　狭くるしい刀に封じられ、曖昧とした意識の中、ふと封印が解かれ自らが抜き放たれる音がした。飢えたレネゲイドに外界の空気が触れ、急速に思考と存在が纏まっていく。輝く月夜、目の前には怯えた少年、遠くには荒ぶった──実に旨そうなレネゲイドの気配。

「おはよう、少年。本当ならそれらしく長ったるい条文でも読み上げたいところだが、手短に行こう。──悪魔の手を取るつもりはあるかい？」

履歴

『"狂嵐怒涛"』PC2　カヴァー/ワークス:指定なし/レネゲイドビーイング
シナリオロイス:"禍津神"　推奨感情:P親近感/N敵愾心
　あなたは人間のオーヴァード（PC1）と組んで戦っているレネゲイドビーイングだ。まだ人間社会に慣れない部分もあるが、PC1の助けもありうまく人に紛れて生活している。
　PC1と共にK町の祠の調査に向かったあなたは、そこで"禍津神"を名乗る、人間の女性に擬態したあなたの同族（＝レネゲイドビーイング）と遭遇する。眷属を従えたそいつは、どうやらあなたの相棒をいたく気に入り、命もろとも奪うつもりのようだ。
　このままではK町の人々ごと相棒との日常を失ってしまう。あなたは人とのよすがを守るため、荒れ狂う同族を止めなければならない。

セッション履歴