元々は天涯孤独の孤児であり、時に犯罪行為を行いながらも必死に路地裏で暮らしていたが、7歳(推定)の際に通りがかりの刑事の荷物を掏ろうとして捕まった。必死に暴れて抵抗したが、食品を与えられて大人しくなり、児童養護施設に預けられた。そこで1年間教育を受けたのち、養子を探しにきた子供の望めない夫婦に、妻と似た髪色を気に入られて引き取られた。
最初は警戒していたが、徐々に優しい夫婦に懐くようになった。
しかし、両親と血が繋がっていないことや、夫婦と似ていない鋭い目つきと目の色を揶揄われ、それに悲しむ両親を見たことをきっかけに前髪を伸ばし始める。また、2人にとって紹介しても恥ずかしく無い子供になりたいと、必死に勉強をし、習い事もこなした。
その後、小学校・中学校を卒業後、市内一の進学校に入学した。また、かつて自分が路地裏から抜け出すきっかけを作ってくれた人物のように、誰かを助けられる人になりたいと、警察を目指して努力を重ねた。
結果無事警察学校を経由して警察になった…が。その際の検査でオーヴァードであることが発覚。
一時てんやわんやとしつつ、警察として働きながら、UGNの協力を得てRCについて、そしてオーヴァードについて学んでいた。
そして現在は、業績が優秀であった事、本人が志望していた事から、刑事となって1年間が経過した。