母子家庭。「千年の時が過ぎようと幾年月を経ようと愛している」という想いを込めて「千歳」と名付けられた。雪国のド田舎で母一人子一人の、決して裕福ではないが温かな日常を送っていた。
物心付く前より雪氷を生み出し操作するという類稀な能力を身に着けていた。母親はそれを一切不気味がらずに受け入れ、「それがあるからこそできることもある。嘆くより誇れ。」と元気づけ、さらにその力の使い方や隠匿の方法などなどをスパルタ形式で伝授された。次第に不安も消え失せ自信にも繋がっていった。母親からの愛情を一身に受け、多くの思い出を抱え健全に育つ。
そんな折に母親が自らの前から姿を消し、入れ違うかのようにUGNに保護される。
そこで母親が何者で、何故千歳の前から姿を消したのかの推測、この世界の非日常で何が起きているかを語られる。そして母親の捜索に尽力する代わりに力を貸して欲しいと懇願される。
困惑はあったが、これを承諾しUGNの協力者となる。
母親との再会を果たすため、そして今自分に「できること」を全うするため。

オリジン：レジェンドのレネゲイドビーイング。
日本神話に登場する八百万の神々が一柱、「｜淤加美神《オカミノカミ》」という神格をベースに成り立っている。サラマンダーとハヌマーンのシンドロームを有する。
過去とある｜遺産《レガシー》の保護・監視を担っていたUGNの協力者。しかしその任は解かれ愛娘との日常を優先するべく一線を退いていたが、数年前にこの遺産を要因として活動を再開し千歳の前から姿を消す。
豪放磊落かつ男勝りな性格。娘である千歳との血の繋がりはないが、心の底から彼女を愛している。
趣味は競馬観戦(殆ど賭けない)と家庭菜園。
好きなアーティストはマキシマム・ザ・ホルモン、THE BACK HORN。特技は阿部寛のモノマネ。