毎日の高校生活の陰、日々作曲活動に励む16歳。
しかしその正体は、日常を過ごしつつUGNに協力する者、UGNイリーガルである。
性格は楽観的で好奇心旺盛。ゲームと音楽が大好き！！！
口癖は「GG〜！」「それってそれって！」「〇〇かな〜？」

彼女がオーヴァードの力に目覚めたのは、齢10歳の頃。
昔から音楽が好きな子だった。
毎日飽きもせずにピアノを弾いて、自ら音を作ることに喜びを感じるような、良く言えば才能豊かで悪く言えば少し変わった子供だった。
そんな彼女のことを父と母は少し溺愛気味に育て、彼女は音楽に囲まれながらすくすくと育っていった。
そんな折だった。鳴宮家を乗せた車がトラックの玉突き事故に巻き込まれたのだ。
死者が10人を超える大規模な事故。父も母も即死だった。
彼女は背中に受けた衝撃を感じながら、身体が粉々に崩れていくのを感じながら、思ったのだ。
「こんなところで死にたくない、もっともっと音楽をつくりたい」
頭が高速で回転するのを感じる。そのあまりの衝撃に、頭がカッと熱くなって、意識が途絶えた。

目を覚ますと、自分が清潔なベッドに身体を預けているのを感じる。
身体を起こせば、自らの身体がかすかに軋む音が聞こえた。そこに感じる少しの違和に、首を傾げつつ手のひらを見る。
見れば、自分の手のひらが機械になっているではないか！驚きつつ鏡を手に取れば、自らの身体のところどころが機械のそれへと変化している。
その衝撃に目を瞬かせていれば、白衣を着た男性が複数人近づいてきて、自分に軽く挨拶をした後状況説明を始める。
ここはUGNという組織の施設であること、自分が事故の衝撃により「オーヴァード」に覚醒したこと、その力で致命傷は避けられたものの、肉体の損傷が激しく身体に機械を移植せざるを得なかったこと、そして、父親と母親はすでに亡くなってしまっている事。
彼女はどこか夢見心地なままそれを聞いて、曖昧に頷いた。

数日後、義理の両親との挨拶も終えて、UGN職員の礼を背にしつつ、自分の荷物を取りに家へ帰った。
すっかり日常は変わってしまったのに、家は悲しいほど元のままで、自嘲気味な笑みを浮かべるほかなかった。
彼女は真っ直ぐ自分のデスクの前に向かって、PCを開いた。そして、曲の打ち込みを始めた。
初めて自分が作った曲。父と母が褒めてくれた、少し不格好だけど優しい曲。
誰もいない家の中、彼女は音楽とたった二人だけ。
こんなにも非情な世界で、自分の作り出す音以外に何を信頼できるというのだろう？
彼女はその答えを探すため、今日も仕事に取り掛かるのだ。

好きなもの
・音楽　自らの生きがい！大好き！！！
・ゲーム　アクションやシューティングゲームが好き。
・プリン　とっても美味しい！冷蔵庫に3つはストックしておかないと落ち着かない

嫌いなもの
・オイル　匂いが苦手…身体のメンテナンス時は匂いがキツくないものを使っている
・ナス　食感と味が嫌い！何なら見た目も嫌い！

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