容姿・経歴・その他メモ

「俺たちにも彼らにも、本来いるべき場所があるんだ」

【概要】
朱馬 星典
28歳 身長174センチ
面影島に赴任することが決まった警察官
ソラリスとハヌマーンのクロスブリード
広域戦闘呪言使いオーヴァード

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警視庁所属の巡査部長
レネゲイド関連事件担当独立捜査課に所属しているわけではないが、
特殊な能力を所持していることは周囲には認知されており『厄介事』が回ってきてしまう

【人物】
どこか気だるげな様子でありながらも誠実な人物であり、目の前の人物には真摯に接する。
面倒事を押し付けられることも多いが、レネゲイドの力もあり容易に片付けてしまうことがほとんど。
様々な知識に通じている他、特にネゴシエーターとしての技能は非常に高く買われており「説得」技術は他の追随を許さない。

面影島の出身であり、村長の長月雄一郎の孫。
11年前に両親が海難事故で死亡したことをきっかけに出奔し、以降は母方の実家に身を寄せていた。

過去の軋轢から「黄泉帰り信仰」に反発してこれまで島に戻ることはなかった一方で、
実家の祖父を含めて島の人々への想いは消えておらず故郷である面影島のことは大切に思っている。

【能力概要】
世界に語りかけて様々な事象を引き起こす「真性言語」の使い手。
「呪言」や「言霊」などいくつかの呼び名がある。

基本的な使い方は人間に対する強制伝達能力。
行動の強制、テレパシー、精神感応など使用方法は多岐に渡り、応用力は高い。
出力を上げることによって、動物、無機物、概念に対しても効果対象を拡大することもできる。

音声や振動を介することなく対象の内側から作用するため、
有効射程は対象を認識できている限りであり、耳を塞ぐなどの対抗策は意味をなさない。

【来歴】
面影島の有力一族長月家の一人息子として生まれ、大切に育てられる。
島内の人間関係も悪くなく、年下の少女達も含めて幸せな日常を送っていた。
この島の伝承上「死んだ人間を見かける」機会が多く、自身が特殊な力を持つ自覚があった。

17歳の時に本土へ向かう船で発生した海難事故で両親が死亡。
残された子供を救出するために無理をしてしまった為だという。
一人残された深い悲しみをなんとか受け入れ前に進もうとしていた星典だったが、周囲はそうしようとしなかった。
曰く、『黄泉帰り』には「再び会いたいと願った相手に再会できる」という効果があると。
そのために、失った人への想いを決してなくしてはならないと。
葬儀の場でそのように強く迫ってくる人々、家族のことが星典には全く理解ができずに彼は島を飛び出していくことになる。

母方の実家に身を寄せて姓を変え、両親と同じく人を守るために力を使っていく傍らで、
自身の能力について、面影島で起こっていたであろう事象、そして『黄泉帰り』とは人間にとって何かを問う日々を送っていく。

現在は自身のレネゲイドの性質を活かして、犯罪交渉人として様々な現場に駆り出されている。
UGNとはまた違った形で誰かの日常を守り続けている彼だったが、運命は再び彼を故郷の島へ引き合わせることになる。

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