容姿・経歴・その他メモ

概要

フリーの情報屋。
自身がオーヴァードであることからレネゲイド関連の情報を主に扱っており、様々な組織から依頼を請けている。
情報収集にはドローンなどを用いるほか、前線に出てエグザイルの能力を用いて兵士やエージェントから情報を聞き出した後、肉体変化や機械化によって高めた防御力によって危険な状況から脱するという方法を取っている。

実力は高いものの、別の相手からより高い報酬を提示されたり、強力なオーヴァードに遭遇して命を脅かされたりするとあっさりとクライアントの情報を漏らしてしまうことから、「The Bat and the Weasel」(イソップ童話の故事)と呼ばれ蔑まれている。

経歴

もともとは、少し家が貧乏なくらいの普通の子供だった。しかし、中学生のころにFHの配っていた缶ジュース（αトランスかそれに類するものと思われる）を偶然飲んでしまい、エグザイルの能力者として覚醒。自らの肉体の異常や両親からの視線に怯え、家を飛び出してしまう。

UGNの監視を撒いたあとは、能力を活かして情報屋として生計を立てていた（このころはレネゲイド関連の情報は扱わず、ジャーナリストや犯罪者を相手に仕事をしていた）。
しかし、針ヶ谷の持つ不思議な能力に関する噂を聞いたあるFHセルが、自分たちの素性を明かさずに「自衛隊基地の拡充に関する情報収集」と偽ってストレンジャーズが駐留する基地への侵入を依頼。情報を持ち帰ることには成功したものの、脱出する際にオーヴァード部隊の一人に発見され、致命傷を負わされてしまう。そこで初めて依頼人もオーヴァードだったことに気づき、FHに対して依頼料の代わりに治療を依頼。その際に右半身が機械化され、ブラックドッグの能力者となる。

その後は、機械化によって強化された偵察能力や生存能力を活かし、より実入りのいいレネゲイド関連の依頼を請けるようになる。先述した裏切り行為によって恨みを持たれることも多いが、持ち前の生存性の高さや現場に出て培ったエージェントとの人脈のおかげもあり、概ね仕事は好調である。

七姫薫とは約1年前、廃病院として偽装された実験場に侵入した際に、たまたま忍び込んでいた彼女と鉢合わせしたことで出会った。何をしているのか聞かれ、記者として取材に来たと答えたことで、同じく記者で、オカルト系を志向する薫に気に入られてしまい、心霊スポットなどの取材に何度か同行させられることになってしまった。

性格

自分が生き残り得をすることを第一に考えており、厚顔無恥なうえに猜疑心が強い。
損得に関連しない相手にはフラットに接するが、脅されればすぐ命乞いをし、嫌いな相手にはよく悪態をつく。
オーヴァードになるという最大級の不幸をすでに味わっている以上、その中で極力幸せに暮らす権利が自分にはあると考えており、自分の生き方にも特に後ろめたさは持っていない。
好きなものはお金とお寿司、嫌いなものはUGNチルドレンとFHチルドレン。

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