容姿・経歴・その他メモ

御来屋支部、龍一門の門下にある、幼子の姿をとったレネゲイドビーイング。
師匠である筑紫巡のことを「ぱぱ」と呼ぶが、血縁・親類関係は不明。
基本的に無口・無表情で何を考えているかわからない赤ん坊。
反応は薄いが好奇心は旺盛で、気になるものにはすぐ近寄って行ってじっ…………と観察している。
高いところを好んでいるようで、師をはじめ、ロックオンした相手によじのぼっていく姿がよく見られる。


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『六六変じて九九鱗となる』

鯉は36枚（6*6）の鱗を持ち、六六魚との異名が当てられている。さらに龍の鱗の枚数は81枚（9*9）であるという伝承に基づき、「鯉の滝登り」と同様の意味を持つ中国故事である。

鱗の足りない小さな龍は、滝に逆らい天まで登り、いずれ本物の龍になる。

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「龍になる伝承を背負った鯉」のレネゲイドビーイング。
そもそも生誕からまだ日が浅く、情緒や言語能力も未発達。
生誕・覚醒して最初に出会った筑紫巡を「ぱぱ」と呼び後をついていくのは、初めて目にした者を親と見做す雛鳥のような習性からくるものだと思われるが、
龍となる伝承を背負った真鯉が“本物の龍”に出会う機会を待って覚醒したというのは、ある種、運命とも必然とも言えるかもしれない。

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