容姿・経歴・その他メモ

【概要】
UGNに所属するオーヴァード。
千年以上の永きに渡って生き続けてきた不死者にして、悟りとは無縁の永遠の凡人。

【来歴】

千年以上前、飢えを凌ぐ為に山中で狩りをしていた時、崖下へ落下し致命傷を負ってしまう。
そのまま死を迎えるかと思われたその時、霊獣“麒麟”が姿を現す。
慈悲深い“麒麟”に血を与えられた千聖はオーヴァードへと覚醒。それ以降、歳もとらなくなってしまった。
大正時代になって退魔組織に追われ国外へと逃亡。その後も古代レネゲイド文明の遺跡に迷い込んだり、ナチス・ドイツの超人兵士に狙われたり、様々な事件に巻き込まれてきた。

UGNへは、海外生活中に知り合ったフィン・ブースロイドからの紹介で発足早々に加入。
長寿故の知識や経験を活かし、主にチルドレン育成などで成果をあげている。

五年前にUGN支部長に任命され、現在も市内に購入した五階建て(+地下ニ階)のオフィスビルを支部として活動中。

※UGN支部 オフィスビル

【性格・容姿】

一人称：ボク
二人称：キミ、貴方/貴女　/未成年は「ちゃん」成人済みの相手は「さん」付け
三人称：彼、彼女など

誕生日：11/12
好きなもの：経営SLG、ロボットアニメ、子供
嫌いなもの：才能、死別、争い事、結婚関係の広告
好きな食べ物：棒付きキャンディ、魚料理、酢の物、お酒(果実系が好き)、スコーン
嫌いな食べ物：スターゲイジーパイ、シュールストレミング、ドリアン
趣味：裁縫、カラオケ、映画鑑賞
特技：洗濯、資金繰り、動画編集、その他アマチュアレベルの特技多数
苦手：断捨離、外出、同年代のオーヴァード達、虫歯の治療

真面目で優しい性格だが、少し天然気味でドジやミスも多い。
年長者として周囲を引っ張ろうと努力しているものの、リーダーシップを取って周囲をグイグイと引っ張っていけるタイプではなく、仕事の割り振りや相談で組織を回していくタイプの支部長。
子供や新人のオーヴァードには親身に接し、訓練や指導にも積極的に関わるが、大抵の相手にあっという間に追い抜かれてしまい、拗ねてしまいがち。
任務外ではマイペースで気分屋、良く言えば若々しく、悪く言えば子供っぽい。


ボサボサの黒髪と褐色肌が特徴的な少女。髪は決して手入れを怠っているわけではなく、信じられないくらいの癖っ毛。
ツリ目がちで、黙っているとクールな印象を持たれる事が多い。

服装に関しては割と適当。とりあえず箪笥から最初に掴んだモノを着ている。Rラボに特注した専用の戦闘服があるが、デザイナーの暴走により結構露出が多い服となっているので実はあまり着たくない。

【戦闘能力】

オルクス/ソラリス/ブラックドッグのトライブリード。霊獣“黒麒麟”から授かった特異な“領域”を操る。

陰陽術によるレネゲイドコントロールを応用し、自身を取り込む形で“領域”を展開。“領域”内の物理法則に干渉し、「自分にとって都合のいい物理法則が支配する空間」を作り出す。これにより、亜音速での移動や重力方向改変による飛行などを組み合わせ、擬似的な瞬間移動を実現する。
領域内から放たれる彼女の攻撃は、その全てが敵対者の“死角”を突く必殺の一撃と成り得る。

欠点は3つ。

まずは“領域”の持続時間。
高度なレネゲイドコントロールを必要とされる“領域”は最長で3秒程しか維持できず、「“領域”内に潜んだまま一方的な攻撃を行う」といった戦法は不可能である。

次に千聖自身の戦闘センスの欠如。
長年の鍛錬により、“人並み以上”の白兵技術を習得している千聖だが、根本的に争い事に向かない精神構造故に搦手・騙手ができない。その為、放たれる攻撃はどこまでも素直なモノであり、死角からの必殺の一撃だということを加味しても、熟達した戦闘者であれば対処できる可能性が生まれてしまう。

そして3つ目、最も大きな欠点が霊獣“黒麒麟”から受け継いだ共感能力の存在である。
足元の虫や植物を踏むことさえ恐れるほど殺生を嫌うと言われる麒麟の能力を与えられた千聖は、その手で生き物を傷つける度にその相手の痛みを感じ取ってしまう。
その為、戦いが長引けば長引くほど、敵を倒せば倒すほどにフィードバックされる痛みによって千聖は消耗し続けてしまう。


『貪光(ドンコウ)』
千聖が愛用する槍。大正時代、大陸へ渡った直後に手に入れた。
古代のとある暴君が、貧困者や重病人などを大量に捕らえ、その死骸を金属とともに炉に放り込んで鍛造したという曰く付きの一品。
傷を与えた対象を一時的に老化・もしくは劣化させる呪いを持つ。
機械であれば部品が誤作動を起こし、人間であれば臓器や筋肉などが一時的に機能を停止する。

強力な武器ではあるが、時折材料にされた死者がラップ音やポルターガイストなどの霊障を引き起こす為、使用しない時は防音・防弾・防呪使用のケースに放り込まれている。

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