容姿・経歴・その他メモ

バロール
魔眼と呼ばれる黒い球体を媒介に重力を操る能力。
自分の身を軽くしたり、敵の動きを遅くしたり、小型のブラックホールや斥力による障壁を生み出したりと攻防に優れる。
また、ほんの少しだけ時間を操ることも可能。
名前の由来は見たものを死に至らしめる「邪眼（魔眼）」を持つというケルト神話の魔神、『バロール』から。

時と重力を操る魔眼のシンドローム
重力による妨害能力が強いデバッファータイプ。
どの攻撃タイプでも活躍できるが、能力値はRC向き
イージーエフェクトにどこでもドアがある。

初期ルールブック環境の得意不得意
得意なこと…妨害、RC、ガード、情報収集
不得意なこと…（白兵）、（射撃）

ジェネシフト(ルルブ1のP.214)：みずからの意志でレネゲイドを活性化し、侵蝕率を上げることをジェネシフトという。
ジェネシフトを宣言すると、侵蝕率はｎｄ10点上昇する。ｎには[最も高い能力値以下の任意の整数]＝精神の4以下(※1～4)を代入すること。戦闘中にジェネシフトを使用する場合、マイナーアクションを消費する。

履歴

ダブルクロス-the-3rd-editionシナリオ
タイトル：「Cracked Collared Overd」
■シナリオデータ
プレイヤー人数：4～5人
PC消費経験点：総計160+4点（基準+イージーエフェクト）
プレイ時間：5～6時間

■ステージ
現代日本、海沿いの地方都市Y市を舞台とする。

■トレーラー
オーヴァード。この変異した世界で、パワーバランスの頂点に立つ存在。
彼らはまごうことなく自由意思を持つ人であり、その力は、個人が持ち得るには余りにも大きい。バケモノにすらなりえるそれは、コントロールを第一の要件とする兵器としては手に余った。
そのような不安定な存在に、世界の命運を握らせて良いはずがない。アレらを御せるだけの兵器が必要だ。そう考える者が現れるのは必然だった。
制御可能な、純然たる兵器としてのオーヴァード。それが、その考えに対するアンサーだった。
そうして生まれた彼らは、人に消耗される兵器か、人に仇なすバケモノか。或いはそれでもまだ───。

ダブルクロス The 3rd Edition
「Cracked Collared Overd」

ダブルクロス――
それは裏切りを意味する言葉。

■キャラクター作成
プレイヤー人数が5人未満の時は、PC番号の若い順に優先とすること。
本シナリオの舞台であるY市だが、この舞台を任意の別の場所に変えても良い。ただし、日本国内であること。
キャラクター作成時に配布される経験点は、サンプルキャラクターを使用するプレイヤーがいる場合や、継続キャラクターを使用するプレイヤーがいる場合に合わせて、適宜増減させて良い。ただし、経験点の増減に合わせてエネミーデータを適宜調整すること。

●クイックスタート
本シナリオでは、以下の5つのサンプルキャラクターを使用することを推奨する。
PC①：不確定な切り札(ルールブックⅠP48)
PC②：紅蓮の刃(ルールブックⅡP60)
PC③：至高を見る者(ルールブックⅡP62)
PC④：真実の探求者(ルールブックⅠP56）
PC⑤：世界の狩り手(ルールブックⅡP72)

●コンストラクション/フルスクラッチ
コンストラクション/フルスクラッチでキャラクター作成を行う場合、ワークス、カヴァーはハンドアウトに書かれたものを選ぶこと。指定がない場合、GMと相談して好きな物を選んでよい。

■PC間ロイス
　以下の順でPC間ロイスを結ぶこと。ロイスの感情はGMと相談してプレイヤー間で相談して決めても良いし、感情表に従ってROCして決定してもよい。
PC①→PC②→PC③→PC④→PC⑤→PC①

シナリオハンドアウト
各PCは以下の設定に従ってキャラクターを作成すること。
ＰＣ①：Y市の高校に通う高校生。未覚醒。シナリオ冒頭で覚醒イベント有。
ＰＣ②：UGNチルドレン/UGNエージェント/UGNイリーガル
ＰＣ③：UGN・Y市支部長。
ＰＣ④：CIA東アジア部所属エージェント。
ＰＣ⑤：フリーランスのハッカー/情報屋/探偵。



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PC①用ハンドアウト
ロイス：ぼろ布の少女　　推奨感情　P：庇護/N：恐怖
クイックスタート：不確定な切り札　カヴァー/ワークス：高校生/指定なし
　キミはY市にある高校に通う高校生だ。
　何気ないとある日の放課後、キミは偶然一人で街を歩いていた。そんな時、ふっと路地裏から視線を感じたキミは、ついそちらを見てしまう。そこには、キミを無表情に見つめる、ぼろぼろに汚れた服をまとった少女がいた。
　その瞳と目が合った瞬間、キミの平凡な日常にひびが入ったような。そんな予感がした。
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PC②用ハンドアウト
ロイス：PC①　　推奨感情　P：親近感/N：不快感
クイックスタート：紅蓮の刃　カヴァー/ワークス：指定なし/HO指定
　キミはUGNに協力している一人だ。
　先日、Y市内にあるテンペストの基地がFHに襲撃され、周辺地域にも被害が出る事件があった。この件について、UGN・Y市支部は襲撃者のFHの討伐に乗り出すことになり、キミは現在FHの本拠地を調査、捜索している所だ。どうにも事情はきな臭いらしいが、敵がFHであるなら何時もの仕事とそう変わらない。
　そんな折、街を歩いていたキミは、突如ワーディングの気配を感じる。FH本拠地の特定につながるかもしれないこの機会を、逃すわけにはいかないだろう。
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PC③用ハンドアウト
ロイス："レールロード"　　推奨感情　P：執着/N：不安
クイックスタート：至高を見る者　カヴァー/ワークス：指定なし/UGN支部長
　キミはUGN・Y市支部長だ。
　先日、Y市内にあるテンペスト(上級P129)の基地がFHに襲撃され、周辺地域にも被害が出る事件があった。この事件について、テンペストは情報の共有を渋っており、ただ一つ共有されたのは、襲撃者の首魁が“レールロード”と呼ばれるFHエージェントであると推測されるというだけ。
　なぜテンペストの基地が襲撃されたのか、なぜ情報共有を渋るのかが分からない状態だ。
　ともかく、テンペストの基地だけでなく、周辺地域にまで被害が出た以上、UGNが動かないわけにはいかないだろう。基地を襲撃したFHの本拠地を探し出し、討伐しなければ。
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PC④用ハンドアウト
ロイス：J　　推奨感情　P：尽力/N：隔意
クイックスタート：真実の探求者　カヴァー/ワークス：CIAエージェント/指定なし
キミはCIA（アメリカ中央情報局)の東アジア部、日本方面への工作部隊に所属するエージェントだ。
　キミはCIA本部のエージェント“J”から指令を受けた。
　日本のY市で行方不明となっている、テンペスト所有の実験兵器“XC-001”の捜索、回収任務だ。
　先日、テンペストの基地がFHに襲撃された折に奪取されたものらしい。
　このFHの口封じのためにも、XC-001の回収のためにも、これの討伐にあたっているUGN・Y市支部と、テンペストからの出向という形で、表向き協同することになった。
　つまるところ、UGN内で工作活動をしろという事らしいが・・・どうやら上層部はこの実験兵器の詳細についてUGNには知られたくないらしい。しかし、その実験兵器とはいったい何なのだろうか？
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PC⑤用ハンドアウト
ロイス：PC④　　推奨感情　P：好奇心/N：猜疑心
クイックスタート：世界の狩り手　　カヴァー/ワークス：指定なし/ハンドアウト指定
　キミはフリーランスのハッカー、或いは情報屋、或いは探偵だ。
　つい最近、”ミーアキャット”猫川美亜(上級P110)から依頼・・・もとい、泣きつかれてしまった。
　匿名の依頼主から、先日起こったテンペスト基地襲撃事件について調査を依頼されたが、ドジって調査を完遂できないままデータベースからはじき出されてしまったらしく、これを引き継いで調査を完遂して欲しいとのことだ。
　特に、“カラード”という言葉を境にセキュリティが一段と強固になっていて、それのせいで失敗したというらしいが・・・。
　一体その先に何があるのか？どうやらUGNに協力しようとしている、テンペスト隊員に偽装したCIAエージェントがいるらしい。そいつに接触してみるとしようか。
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