容姿・経歴・その他メモ

経歴

ボディーガードの仕事をしている女性。仕事中は無愛想気味だが、それは仕事に集中しているためであり、プライベートではそれなりに話しやすい性格。
幼い頃から家に伝わる武術を修めており、近接戦闘ではオーヴァードとしての能力を抜きにしてもかなりのもの。
UGNの事はあまり知らなかった(襲撃されても自力で返り討ちにできてしまったため、頼ることがなかった)が、仕事で現役時代の玉野椿と出会い、自身の力の根源、また彼女の所属する組織の事を知った。
生まれつきのオーヴァードであるが、あまり気にしておらず、仕事や生活で使えて便利だなとしか思っていない。
それは彼女の持つ能力があまり見た目に影響をもたらさなかったこと、また、家族がそれを知っても受け入れ愛してくれたことが大きいだろう。

容姿・性格

大人の男性顔負けな高身長に無駄な脂肪はそぎ落とされ、実用性のみを追求した筋肉のついた女傑。
仕事中：余計な無駄口はたたかない。任務に必要なこと優先。
私生活：家族以外には基本誰であろうと変わらない。明確に感情をあらわにするのは家族に対してのみである。
上記のため、近所の住人には[大きいお家に住む人当たりのいい娘さん]、一緒に仕事をこなしたものからは[感情の起伏の少ない、気味の悪い女]といった印象を抱かれている。
それら全てを取り払った先にあるものはあくなき戦闘欲。より強い相手と長く激しく戦いたいという衝動が常に胸中に渦巻いている。普段は祖父との手合わせやボディーガードの仕事で発散しているが、いつか全力で戦える相手と死闘を繰り広げることを無意識に夢見ている。

武術

彼女の家に伝わる殺人拳。
打撃により人体の内部に衝撃を加え臓器に損傷を与える事ができる。
元は非武装の状態でも襲撃してきた敵を無力化、あわよくば殺害できるように戦国時代に編み出されたもの。
現代においてあまりに危険である技術であるため、先代の後継者である祖父は技術(演武のような魅せるもの)として残そうとしていたが、瑠衣子の才とその特異な体質(シンドローム)を知り、身を守り、己を律する手段として彼女に叩き込んだ。

家族

自身と両親、祖父との４人暮らし。
父：身体が弱いながら優しくも厳しく、親として真っ当な道を示し続けた人
母：瑠衣子がどんなに特殊で異端であったとしても私たちは貴女の事を愛していると教えてくれた人。
祖父：瑠衣子に対して、その力の意味と責任を教えた人。能力なしの戦闘であれば瑠衣子に負けたことがない。
この家族でなければ彼女は早々に衝動に溺れジャームと化していただろう。

オーヴァードとして

玉野椿によって、自身の能力がどういうものなのか知り、自分の持つ異常性、衝動がオーヴァードにとって当たり前のものであると受け入れることができた。またオーヴァードとしての戦い方を教えてもらったことで、より一層彼女の牙は鋭いものとなった。
また、オーヴァードの世界を知ったことでイリーガルとして協力を求められるようになった。ただし、仕事としてしか受けないので難易度の高いものを回されやすい。(本人としてはお金ももらえて強い敵とも戦えるので任務を楽しみにしている。)

戦闘スタイル

基本的には武術にシンドロームの能力を組み合わせて戦うが能力はあくまでサブであり、メインは武術である。
使い方としては手を硬質化した骨で覆い武器にしたり、攻撃した際の衝撃を増幅するなど。
戦闘時には常に楽しげであり、笑顔が途切れることはない。

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