容姿・経歴・その他メモ

　オーヴァードアカデミア生徒会に籍を置く高等部所属の女学生。生真面目で融通が利かない性格で、良くも悪くも個性豊かな学園の面々に頭を痛めることも多い。自身の理解の追い付かない事態に出くわすと混乱し、特にセクシャルな状況に直面すると赤面し武器を取り出して暴れ始めることも。文殿寮所属。

　生まれた家は平安の時代から続く、「退魔の剣」と呼ばれる剣を悪しき者たちから代々守ってきた家系で、彼女もその使命を背負って生まれてきた。それ故幼いころはそのほとんどの時間を修練に費やし、学校に通うようになってからもルールに厳格な性格と生い立ちから孤立することが多かった。そんな折、代々受け継いできた剣が「遺産」であることが判明しUGNが接触。遺産を手元で管理したいUGN側と、一族の使命とはいえ周囲と距離を置き常に独りぼっちの一人娘にせめてもの罪滅ぼしとして「友人を作りやすい環境」を与えたかった、彼女の父でもある綾音家当主双方の計らいで学年が変わるタイミングでアカデミアへ編入した。アカデミアに編入してからは勉学に励み結果として生徒会に所属するまでになり、多忙な日々を送っている。

　表向きはルールに厳格で口うるさい場面が目立ち、周囲からも「風紀委員の方が適正がある」と思われているが、落ち込んでいる相手を気遣ったりと根は優しい性格。以前に風紀委員からスカウトが来た際も「こっち(生徒会)の方が性に合っている」とその誘いを断っている。
　基本的には礼儀正しいが思い込みが激しい面があり、本人の意図せず無礼を働き勘違いと分かった後に頭を下げに行くこともしばしば。

　戦闘の際は鞘に収まったままの退魔の剣による剣術と体術を組み合わせた白兵戦を行う。どんな状態でも刀身を抜くことはなく、本人は「戦闘行為にまで発展したとはいえ、相手を傷つけることには抵抗がある」などと言ってはぐらかしているが、相手を攻撃するときの迷いのなさや、なら何故殴るのは大丈夫なのか等行動との矛盾が存在するため本心は別のところにある模様。

履歴

セッション履歴