「赤竜」のアヴァターを持つ少年。
両親は父が日本人、母はウェールズ人で、共にウェールズのRラボの研究者。
しかし、幼き頃にEXレネゲイド「白竜」が支部を襲撃した際に母親は死亡。
事件後はウェールズのRラボは解体、カムイは父に連れられ日本へ渡った。
現在はカムイと父の二人暮らし、父は日本のRラボでカムイのアヴァターについて研究している。
カムイは父の「生きとし生けるもの皆カムリ」と母の「カムリは助け合うもの」2つの言葉を大事にしている。

『ここで君を助けなかったら、僕はきっと、一生後悔する。だから！』『Grrrrrrrrrrrrrr!!!!!!!』
20XX/XX/XX/XX:XX A区防衛戦映像記録２「Turning point.(ここからは一方的だった。)」

「赤竜」は「白竜」の襲撃でカムイがオーヴァードに覚醒した時に現れ、その圧倒的な力で「白竜」を討伐した。
カムイの父は「赤竜」を「Y_Ddraig_Goch(アドライグゴッホ)」と名付け、以来、カムイはこの竜を「アドラ」と呼んでいる。
父の研究とカムイの訓練が実り、サイズの縮小と人型になること、ある程度の命令には従うようになった。
しかしまだまだ不安定で、ことあるごとにカムイの頭をかじっている。

『行くよ、アドラ！』『GYA!』『いててて！？違、僕じゃなくてあっち！！』
20XX/XX/XX/XX:XX 訓練記録１「Week point.(ここからは一方的だった。)」

カムリ

ウェールズ語で同胞、仲間という意味。

Y_Ddraig_Goch

ウェールズの伝承にある赤いドラゴン。
ブリテン島の大地の守護神であり、ゲルマン民族の守護神である白いドラゴンと戦ったとされる。

ウェールズ

ウェールズでは赤いドラゴンは国や民族の象徴・化身であり、守護獣と見なされ、
多くのウェールズ人は「我々はレッド・ドラゴンである」との誇りを持っている。
このためウェールズは「ドラゴン＝ハート（精神）の国」と言われる。