容姿・経歴・その他メモ

　中性的な容姿のUGNエージェント。一人称は俺。
　快楽物質を生成する能力を持っている。過去の実体験がトラウマで、その能力を自己へのドーピング以外には故意に使用しないようにしている。
　エージェントになったのは10年ほど前。
　

　剣術道場を開く家庭の三人兄弟の次男として生まれた。少し体の弱い子供として幼少期を過ごし、小中高と保健室登校を続ける。

　覚醒は小学校中学年のころ、体調が少し悪化し寝込んでいた時に、祖父母両親が同時に家を空けることになり、総悟の看病を四つ上の兄と三つ下の弟だけで見ることになった日の事。（体調を悪くすることは度々あったが、家族の中では兄弟だけでもなんとかなるという認識だった）
　しかし、幼少期から他の兄弟は祖父・父から厳しい稽古をつけられていたのに対し、総悟はそれがなかったり、容姿が良かったためによく可愛がられて育っていたため、兄弟たちはあまり良い印象を持っていなかった。それが原因で、親のいない内に少しひどい目に合わせてやろうということになった。
　それが行き過ぎてしまい、この時に一度総悟は死亡しオーヴァードに覚醒した。

　オーヴァードに覚醒したことにより、無自覚に能力を使用するようになってしまい「通常よりも他者から好かれる体質」になる。急に今まで自分に良い感情を抱いていなかった人物からも好意を寄せられるように戸惑い、少し人間を信用できなくなり人間不信気味になる。（オーヴァードになって病弱だった体も改善されたが、より過保護になった周囲によって保健室登校を続けることになった。）

　中学の夏に事件に巻き込まれ初めてUGNと接触し、世界の裏側を知る。そして、周囲が変わってしまったのが、自分の能力によってのものだと理解し、能力の制御を学びたい強く希望する。
　自身の特別なまでに強力なソラリスの能力（Dロイス：申し子）に振り回され、様々な事件に巻き込まれるようになったため、護身のために実家の剣術を自分から学びなおすことにする。（護身と呼ぶにはかなり過剰なものだったが）
　このころには周囲の人物たちからは猫可愛がりされていたため、困惑はされたがとても熱心な稽古を受けることになる。（その成果もあり、今では凄腕のエージェントと呼ばれるまでになった。）
　以上の事を理由にアールラボに身体検査や装備の調整でよく自分で足を運ぶようになる。


　嫁の真希菜に対しては、出会った当初は彼女の雰囲気に苦手意識を持っていた。が、任務外での彼女のちょっとした一面を偶然見ることがあり、それから仲良くしたいと思うようになった。
　友人を作る経験が浅かったため、親兄弟に「女性と仲良くしたいのだがどうすればいいか」と相談したところ「女性と仲良くなりたかったら食事に誘え」「友達作りたいんならラーメンとか食べに行けば？」「お前、それはどうなんだ...？」「新しくてきれいなお店の方がいいわよ」と様々なアドバイスをもらい。実行。
　アールラボの最寄り駅近くに新しくオープンするラーメン屋に誘った。（総悟自身、体育会系な飲食店に入るのが初めてだったため注文に手間取ったりと色々恥をかくことになったが、そこは省略。）

　それからは、総悟の中では初めての「親友」として長く付き合うことになる。

　その後のなんやかんやで、彼女の事をいつの間にか異性として意識するようになっていき、その時の様子は、周りから見ても一目瞭然であり、同僚たちから「精神能力者がほだされてる」と笑われるほどだった。


　嫁を殺されたことに関しては酷く激昂しているが、冷静でないところを見せれば奴を追えなくなるだろうという判断はできている。
　ただ、目の中には隠し切れない憎悪が宿っている（ちょっと怖い）。

履歴

　普段はファッション誌でモデルをしているが、そうなったのはほぼ成り行きであり、深い意味はない。
　真希菜に少し羨ましがられたが、どの顔が言うのかと思っている。

セッション履歴