《カウンター》というエフェクトは、演出のかっこよさ以上に使いにくさが目立つエフェクトである。
まず、発動条件が厳しい。「対象：単体の」「自身を目標とした攻撃」にしか使えないというのは、中々難しいものがある。
加えて確実性がなく、リスクが高い。もし達成値で負ければ、侵食率は上がりロイスは削れ攻撃に失敗するという最悪な状況に陥る。
総じてロマンエフェクトの域を出ない、何とも残念なエフェクト…

うっせえな！！！！！《カウンター》カッコイイだろォ！！！？？？

…という訳で、《カウンター》適性の高いソロシに連れて行く。
具体的には、ソロシナリオなら対象が自分一人しかいないため、発動条件の部分をまるっと満たせるのである。
よってわざわざ《孤独の魔眼》や《チェンジ》を入れずとも、確実性に重点を置いた構成にすればいい。
攻撃力は心もとないが、ロイスを守りながら攻撃できるので良い。達成値が高ければダメージダイスも増えるしね。
何より普段は日の目を見ない《カウンター》くんを使ってあげたいじゃないか！！

私の一番好きなエフェクトは《妖精の手》で、二番目が《ハードワイヤード》。
今日も今日とて達成値確保の為に容赦なく頼らせて貰う。
《妖精の手》を11とすると100％未満から最低でも30の達成値保証がある。1回でもクリティカルすれば40になる。
ダイスを稼いで上振れを狙うか固定値を稼いで安定させるかは人を選ぶところ。