容姿・経歴・その他メモ

髪

桃色(地毛は黒)

瞳

黒

肌

「ゼノｓ……あ。……まあいっかぁｗ　ゼノスエージェントの"ニューゲーム・プラス"、です。よろしくね！　ん？　強くてニューゲームって意味らしいよ」
「きょーちゃんが武器持ってけって言うからさー。……オーヴァードいないって言うのに！　ま、なんか意味があるんでしょ」
「ん？　この耳？　わたしはレネビちゃんじゃないから、フードについてるだけだよ？　動いてるって……あー、この仔、Exレネゲイドだからねぇ」
「なんでも知ってるんじゃないか、って？　馬鹿言っちゃダメだよ。知らないことがあるから、人生は楽しいのさ……なーんてね、今のかっこよくない？」

猫耳(か狐耳？)のパーカー(エンブレム「聞耳頭巾」)を着た少女。身長が低めなのを気にしている。
ゼノス所属だが、人間。
口調や性格は幼く人懐っこいが、
《帝王の時間》と《写真記憶》、そして《インスピレーション》で培った知識や知見から出て来る言葉はそれに似つかわしくないリアルなもので、
ついたあだ名は「人生二周目」。彼女はそれが気に入ったので英語にしてコードネームにしている。

《ポケットディメンジョン》の中にはお菓子のストレージがあるらしく、際限なくお菓子が出て来る。
お気に入りはココアシガレットと麩菓子、という謎の渋さでこれもまた二周目感がある。
独り占めするたちではなく、その場にいる人たちとシェアして食べる。
なお、武器は《ポケットディメンジョン》に入れず、楽器ケースに入れて担いでいる。手元にないと安心できないのだそう。

そんな彼女の趣味は図書館制覇。図書館一棟分の本を丸ごと頭に入れて次の図書館へ行く遊びである。
景⾒市に来たのも、景⾒市の図書館で本を読みたかったから、である。「エフェクトなしで読んだら、どんな感じがするんだろう」とか。

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都築京香曰く――

彼女に会ったのは、レネゲイドの進化を試す上で、ブレイクスルーが欲しいと思っていた時でした。公園に傷だらけでいましてね。
彼女は、両親ともFH所属で……そうですね、世間的に言って酷い親で。彼女はいつ死んでもおかしくはなかったでしょう。
そこで、ふと興味が湧いたのです。オーヴァードの両親の間に出来た、間違いなく素質のある子に、"私"を植え付けたらどうなるのか、と。
どうせ死んでしまうのなら、咎める者もいなくて面倒もないですし、ね。

ほどなくして、果たして彼女が『殺された』日、ふふ……楽しかったですね。
まさに思い描いた通りの結末でした。

ん……彼女の、そのときの記憶ですか？　やはりミユキは目の付け所がいいですね。
流石に気に病んでいたようだったので、記憶を処理するか訊いたのですよ。彼女は、要らない、と。
ところが、ある日、《代謝制御》というエフェクトを教えてくれと言うので、地味なエフェクトですからね、何に使うか訊いたのです。
そうしたら彼女、「アイツらのことを記憶しているシナプスを切り離すのに使う」と。
忘れさせて貰うのは嫌で、自分で忘れるのは良い、実に人間らしい面白い発想です。
ふふ、飽きませんね、彼女を観察するのは。
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