容姿・経歴・その他メモ

観察報告
-事件前-
・自傷行為に忌避感、修正の必要あり
・交友関係は葛城 さつきのみ
・成績不振
・楽観的

-事件後-
・自傷行為に対する忌避感、改善
・交友関係は無し
・一般教養、常識の欠如
・素行不良
・『アスモデウス』の殺害に固執
・後遺症：襲撃の際の光景が焼き付いて離れない、眼帯の装着により抑制
・自身の負傷を顧みない行為多数、定期メンテナンスの必要あり



　水無月 蓮は未熟な復讐者である。『アスモデウス』を殺す、ただそれだけを達成するために生きているが実際に対面した時に体が動くのか少しばかり不安を感じている。殺意と同じくらいの恐怖を植え付けられている。

　平日は一応学校に通っているがこれまで碌に教養を受けていなかったので成績は悲惨。本人にも改善の意思はほとんどない。休日は少しでも手掛かりを集めるために街を散策したり安達 悠子の研究データを漁ったりしている。
　自分の苗字は忘れてしまったため高校入学時にお世話になっている安達 裕子の苗字を借りているが、自分の苗字だという自覚がないため反応に数拍遅れる。研究データを漁っているうちに自身の調査ファイルから自分の苗字が「水無月」であったことを知る

　葛城 さつきが死んだその日から常に喪に服すかのように黒い服を着続けている。
が、とどめを刺す時だけ死神の鎌のように形状が変化する武器と相まって「殺す相手の為の喪服を着ている」と噂されている。
本人は他人からの評価を気にしていない。


独白
生まれてすぐ、能力が発現して親に捨てられ、UGNチルドレン養成施設に入れられたらしいけれど自分の身を削るのが痛くていやだ、なんてボクは施設では落ちこぼれだった.
でもさつきとせんせーだけがボクに声をかけてくれた.
せんせーは多分、仕事だからって言うのもあるだろうけどさつきは、ボクにとって最高の特別だった.
「君はそのままでいてほしい」そう励ましてくれるさつきの言葉が支えだった.
さつきがいたから、ボクはチルドレンでいられたんだ。なのに…….
襲撃の時、怯えて動けなくなったボクを彼女は庇って死んでしまった.ボクが、弱いままだったから.
もうためらわない.ボクの全てを捧げてでもあいつを殺す.
その後？その後なんてボクには必要ないよね

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