“天の羽衣”小日向 天哉
プレイヤー:ぴよりーぬ
「俺はそんなに強くないけど、
そばに居ることは出来るから」
- 年齢
- 13歳
- 性別
- 男
- 星座
- 射手座
- 身長
- 145cm
- 体重
- 48kg
- 血液型
- A型
- ワークス
- UGNチルドレンB
- カヴァー
- 中学生
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- エンジェルハィロゥ
- HP最大値
- 24
- 常備化ポイント
- 12
- 財産ポイント
- 1
- 行動値
- 16
- 戦闘移動
- 21
- 全力移動
- 42
経験点
- 消費
- +34
- 未使用
- 0
ライフパス
| 出自 | 彼の家は昔から財閥系企業を運営する名家だった。厳格な祖父母や両親、優秀な兄に囲まれて育った。そんな中で、「可愛いものが好き」という彼の個性は到底受け入れられるものではなく、家族からの理解は得られなかった。好きなものを否定され、男らしさを強要される生活は息がしづらかった。 | |
|---|---|---|
| 権力者の血統 | ||
| 経験 | 通学路の帰り道、怪我をしている青年がいた。慌てて駆け寄り、だけど何か出来る訳でもなく、給食の余りの食パンを手渡した。青年の怪我はみるみるうちに治り、それを見た彼は心の底から安心した。怖くないのかと聞いた青年に、「こうして話してくれるあなたは優しい人だ」と答えた。青年は笑って、彼の付けたストラップを可愛いと褒めてくれた。……後日、その青年に家族は皆殺しにされた。祖父に恨みを持ったジャームだったらしい。青年は彼を見て、「食パンをくれたから」と彼だけを見逃した。 | |
| 裏切られた | ||
| 邂逅 | 家族を皆殺しにされ、地獄絵図と化した屋敷の中で彼は動けなかった。そんな中に訪れたのが、N市支部長、小鳥遊鷹志だ。彼はただ黙って抱きしめ、一言、「ごめん」と呟いた。震えが止まるまでそばにいて、ゆっくりと話を聞いてくれた。その瞬間から、彼にとって鷹志は心の父親のような存在となったのだ。 | |
| 恩人 | ||
| 覚醒 | 侵蝕値 | 目の前で家族が皆殺しにされた。その恐怖は、彼の中のレネゲイドを活性化させた。怖い、怖い、こわい! しかし、臆病な性格からか、完全にオーヴァードとして覚醒したのは、全てが終わってからだった。 |
| 犠牲 | 16 | |
| 衝動 | 侵蝕値 | ああ、俺は俺らしく生きていいんだ! |
| 解放 | 18 | |
| 侵蝕率基本値 | 34 | |
能力値
| 肉体 | 1 | 感覚 | 7 | 精神 | 2 | 社会 | 1 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シンドローム | 0×2 | シンドローム | 3×2 | シンドローム | 1×2 | シンドローム | 0×2 |
| ワークス | ワークス | 1 | ワークス | ワークス | |||
| 成長 | 1 | 成長 | 成長 | 成長 | 1 | ||
| その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
| 白兵 | 射撃 | 2 | RC | 1 | 交渉 | ||
| 回避 | 1 | 知覚 | 2 | 意志 | 調達 | 5 | |
| 情報:UGN | 1 |
ロイス
| 関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Dロイス | 光使い | ― | このDロイスはエンジェルハイロゥのシンドロームを持つキャラクターしか取得できない。あなたは《光の指先》のエフェクトを1レベルで取得する。これには経験点は必要ない。また、通常のルールに従ってこのエフェクトを成長させることも出来る。《光の指先》はエンジェルハイロゥのエフェクトとして扱う。 | ||||
| 恩人 | 小鳥遊鷹志 | 尊敬 | / | 疎外感 | 自身を救い出してくれた大事な恩人。その明るく真っ直ぐな人柄に強く惹かれ、本当の意味で強いひとだと尊敬している。いつかああなれればいいなと目標にして憧れている人物でもある。だが、それだけ尊敬しているからこそ、どこか遠く感じてしまう。 | ||
| 失ったもの | 家族 | 懐旧 | / | 劣等感 | もう居ない家族。厳しくも、理解こそしてくれなくとも、彼らが自身を案じて愛してくれていたことは知っている。だからこそ懐かしく思うこともあるのだ。彼らのように普通に生きられなかったことに、劣等感を抱くのだ。 | ||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
| ― | |||||||
エフェクト
| 種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
| (LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
| ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
| 非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
| コンセントレイト:エンジェルハイロゥ | 2 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
| クリティカル値を-LV(下限値7) | |||||||||
| 神の眼 | 1 | リアクション | 〈知覚〉 | 対決 | 自身 | 至近 | 1 | ― | |
| 全知覚を使って攻撃を避けるエフェクト。このエフェクトを組み合わせた判定で、あなたはドッジを行える。 | |||||||||
| 小さな塵 | 1 | メジャーアクション | 〈射撃〉 | 対決 | ― | 武器 | 2 | ― | |
| 精密射撃を行えるように、知覚能力を強化するエフェクト。このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を+[Lv×2]する。 | |||||||||
| マスヴィジョン | 4 | メジャーアクション | シンドローム | 対決 | ― | ― | 4 | 100% | |
| 残像を複数作り出し、一斉攻撃を行うエフェクト。このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を+[Lv×5]する。このエフェクトは1シナリオに3回まで使用できる。 | |||||||||
| 光芒の疾走 | 1 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 1 | ― | |
| 弱い光によって目くらましをかけ、その隙に移動するエフェクト。あなたは戦闘移動を行う。この移動では、離脱を行える。また、移動中にほかのエンゲージに接触しても移動を終える必要はなく、封鎖の影響も受けない。このエフェクトは1シーンにLv回まで使用できる。 | |||||||||
| リフレックス:エンジェルハイロゥ | 2 | リアクション | シンドローム | ― | 自身 | 至近 | 2 | ― | |
| 反射能力を発揮するエフェクト。組み合わせた判定のクリティカル値を-Lvする(下限7)。取得時に自分の取得しているシンドロームからひとつ選び、《リフレックス:サラマンダー》のように記述して、シンドロームごとに別エフェクトとして扱う。また、このエフェクトは選択したシンドロームのエフェクトとして扱うこと。 | |||||||||
| 光の裁き | 1 | メジャーアクション | シンドローム | 対決 | 単体 | ― | 5 | ピュア | |
| 周囲を埋め尽くす光をもって、敵に回避不可能の一撃を放つエフェクト。子のエフェクトを組み合わせた射撃攻撃は判定のダイスを[Lv×2]個し、また攻撃のリアクションでドッジを選択することが出来ない。このエフェクトは1シナリオに1回まで使用でき、攻撃の対象は単体でなければならない。 | |||||||||
| 光の指先 | 1 | メジャーアクション リアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | Dロイス | |
| 光を操る技術に長けていることを表すエフェクト。組み合わせた判定のダイスを+[Lv+2]個する。 | |||||||||
コンボ
主は舞い降りた
- 組み合わせ
- 小さな塵+光の指先+コンセントレイト:エンジェルハイロゥ+マスヴィジョン+光の裁き
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 射撃
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 13
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 7+5
- 8
- 2+5
- 30
- 100%以上
- 7+8
- 7
- 2+5
- 37
- 7+5
1シナリオに1度までしか使用できない必殺技。
ボルトアクションライフルに最大限の光量を詰め込み、ぶっぱなす。その光は周囲を埋めつくし、一瞬視界がホワイトアウトすることだろう。ドッジすることが出来ない回避不能の技だ。
一閃放つ戦乙女
- 組み合わせ
- 小さな塵+光の指先+コンセントレイト:エンジェルハイロゥ+マスヴィジョン
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 射撃
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 8
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 7+3
- 8
- 2+5
- 30
- 100%以上
- 7+4
- 7
- 2+5
- 37
- 7+3
ボルトアクションライフルに光を装填し、放つ技。星屑の一矢とちがうのは、単純にその光の量だ。連続攻撃な分、その威力は高い。1シナリオに3回まで使用できる。
星屑の一矢
- 組み合わせ
- 小さな塵+光の指先+コンセントレイト:エンジェルハイロゥ
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 射撃
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 武器
- 侵蝕値
- 4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 7+3
- 8
- 2+5
- 10
- 100%以上
- 7+4
- 7
- 2+5
- 12
- 7+3
ボルトアクションライフルに光を装填し、放つ技。精密な射撃能力で相手を撃ち抜く。
天使の鱗粉
- 組み合わせ
- 神の眼+リフレックス:エンジェルハイロゥ+光の指先
- タイミング
- リアクション
- 技能
- 知覚
- 難易度
- 対決
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 5
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 7+3
- 8
- 2
- 0
- 100%以上
- 7+4
- 7
- 2
- 0
- 7+3
光の残像を用いて避ける。回避用の技
光芒の疾走
- 組み合わせ
- 光芒の疾走
- タイミング
- マイナーアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 1
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
弱い光で目くらましをし、その隙に逃げる。
| 武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ボルトアクションライフル | 10 | 射撃 | 〈射撃〉 | 0 | 8 | - | 200m | じっくりと狙いをつけることで命中精度を上げるライフル銃。マイナーアクションで使用することで、そのメインプロセスの間、この武器による射撃攻撃の命中判定の達成値を+5する。この武器を使用する射撃攻撃は、同じエンゲージにいるキャラクターを攻撃の対象に出来ない。 |
| 一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| ウェポンケース | 1 | その他 | ― | UGNが作ったアイテムケース。武器、防具からひとつを選択する。選択した武器、防具はオートアクションで装備できるようになる。 |
経験点計算
| 能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用| 20
| 14
| 130
| 0
| 0
| 164
| 0/164
| |
|---|
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
ふわふわとした金髪に、リスのような青い瞳。小柄で華奢で可愛らしい……男の娘である。
ヘッドドレスやフリルドレスと言ったフリフリと可愛らしい衣装を好み、その姿は一言で言うなら甘ロリを体現したよう。
声は男にしては高く、女にしては低い。
しかし性自認はしっかり男なので、トイレもお風呂も男用を使用する。何度かギョッとされた。
曰く、性自認がズレているのではなく、可愛いものが好きなだけ。愛称は「ひなちゃん」。髪はウィッグであり、地毛は黒髪のショート。
10歳の頃にUGNに保護され、現在はチルドレンとして活動している。表向きには中学生。学校では学ランにスカートを履いている模様。
中性的な口調だが、一人称は「俺」。二人称は「君」。気弱で臆病で引っ込み思案だが、やる時はやる。穏やかでやさしい、平和主義な性格。
履歴
彼は財閥系企業のCEOの息子として生まれた。優秀な2人の兄、昔気質な祖父母、厳格な両親。
家庭内でも敬語が必須とされるような厳しい家庭環境で育った。
しかし、彼は昔から〝男らしく〟なかった。チャンバラよりおままごとが好き、車よりお人形が好き、ズボンよりスカートを履きたい。確かに男なのに、女の子らしいものが好きだった。
しかし、厳しい家庭はそんな趣味嗜好を許してくれなかった。髪は短く切り揃えられ、好きではない服装を強要され、可愛いものは全て捨てられた。
世間体、と言うだけではなく、両親は彼の行く末を心配したのかもしれない。しかし、〝受け入れられない〟〝理解されない〟というのは彼にとって大きなストレスだった。
学校でも彼は孤立していた。どうしても同年代の男子たちに交じれず、かといって女子とも違う。居場所がなく、イジメも受けて、鬱屈とした日々を過ごしていた。
そんな帰り道、出会ったのは1人の青年だった。
服はボロボロで、血まみれで、とても苦しそうで。だけど治療なんて出来ないから、上着を脱いで傷口に巻いて、給食の残しの食パンを手渡した。
青年は驚いたような顔でこちらを見ていた。そして、一言「私が怖くないのか」と尋ねてきた。
というのも、青年の体は獣のように変化していたのだ。天哉はぽつりと呟いた。「人と違うのは俺も同じ」。そして、「こうして話をしてくれるあなたは優しい人」だと。青年は話を聞いてくれた。天哉の好きな物も、何一つ否定しなかった。そして、彼のストラップに触れて、「とても可愛い」と褒めてくれた。嬉しかった。初めて認められた気がした。
青年と会ったのが、それっきりであったなら、きっと生きていく糧となるエピソードだったのだろう。
数ヶ月後、家族で食事をしている時にその青年は現れた。
ドアを蹴破って入ってきた青年は、クマのような狼のような、半分獣の人外のような姿をしていた。
彼は怯え逃げる家族を一人一人惨殺して行った。「親父の仇だ」「お前らのせいで俺の家族は」と繰り返していたのを覚えている。
彼は逃げられなかった。怖くて動けなかったのだ。失禁し、血溜まりに座り込む天哉をしばらく眺めたあと、青年は踵を返した。
「食パンの礼だ。殺さずにおいてやる」。そう言い残して。
それから数時間、彼は泣きじゃくるしか出来なかった。UGNのN市支部長、小鳥遊鷹志が来るまで、ずっと。
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|
| フルスクラッチ作成 | 34 | ||||
| 1 | 2025/09/18 | Dark Side (オリジナルシナリオ) | 酒呑みさん | 終夜焉小鳥遊鷹志ヴィルヘルミナ-フォン-プロイセン | |
| 【ともだち】終夜焉 〇友情/不安 (初めて出来たともだち。明るくて気さくで素敵な人。これからもずっと会えるかなぁ。……会えなくなっちゃったりしたら、嫌だなぁ)、【仲良くなりたい】国永火染 〇連帯感/恐怖 (一緒に遊ぶのが楽しい。素直で優しくて素敵な人。もっと仲良くなりたいけど、記憶が戻ったら何か……嫌なことが怒る気がする)、【素敵な女の子】ヴィルヘルミナ 〇親近感/劣等感 (とっても可愛くて知的で素敵な女の子! おんなじUGNに所属しているし、これからもっと仲良くなれるかなぁ!……なれたらいいなぁ)、【ともだち】子供たち 〇親近感/不安 (火染の中にいる彼ら。1人1人の話を聞こう。不安になっても、辛くなっても、最後まで。彼らも自分と同じ、地面を踏み締めて生きてきたにんげんなのだから) | |||||