容姿・経歴・その他メモ

髪

黒

瞳

紅

肌

褐色

「あの遺産共は全て破壊する。俺の命に代えてもだ。他の誰にも譲る気はない。邪魔する奴らは一切合切殺し尽くすまでだ。」

元は日本のとある名門の生まれであり、両親と妹、自分の4人で幸せな暮らしをしていた。
両親は自分で発掘を行ったりするほど過去の遺物の収集が趣味であり、妹と自分も良くその現場へとついて行ったりしていた。
その折、とある箱に厳重にしまわれ隔離されている遺物達を発掘する。現地の人間が口をそろえて、過去に災厄を振りまいたモノであり、持ち出す事、開放する事は認めない、と断固拒否する様なシロモノであり、流石の両親も持って帰るのは諦めようとしていた。

そんな中、乃愛にだけ聞こえる様な囁きがその箱から聞こえてくる。
その声は乃愛に訴えかける。彼らは誤解している。自分は世の人間の為に造られた。その本分を全うしたい。開放してくれたら礼は必ずする。
その声に従い、箱を開けた乃愛に待っていたのは地獄の様な光景だった。
絶望に染まる乃愛にまた別の囁きが聞こえてくる。
アレは元からお前を騙す心づもりだった。復讐しろ、やり返せ、それがお前の正当な権利だ。
不思議とその声は乃愛の心に染みわたってきた。

――それ以来、乃愛は世界を回っている。自分が犯した罪を償う為に、幸せだった日常を壊したモノに復讐するために。

セッション履歴