☆PCは固定ロイスの1枠を使用して必ず「欲望へのロイス」を取得する。例えば欲望が「世界を支配すること」であれば、「世界の支配」に対するロイスを取得することになる。
☆クライマックスではPC同士のエンゲージが分割される戦闘となる。カバーリング・ガード型やPCが至近に集まっている前提でのキャラクターシートは非推奨。
☆PCたちの所属する「ビリアル」セルは、敵対している「黒体」セルの侵攻によりシーン6で彼らに吸収されることになる。
☆「黒体」セルに吸収されて以降、PC①は学校に通うことができなくなる。

◆共通**

　PCたちは「ビリアル（セル名変更可）」セルのメンバーである。軍市区に存在する小規模なセルのひとつであり、カヴァーや運営方針などはある程度PLが決定してよい。

◆PC②**

カヴァー／ワークス：自由／FHエージェント
シナリオロイス：殻燃焼"シェルバーニング”
推奨感情：P有為／N隔意
指定Dロイス：「代行者（トランスミッター）」
　キミは「ビリアル」セルのエージェントである。キミは1月のある日、セルの拠点近くにある山中で隕石を拾う。それは地球上で初めて出遭った他者であるキミを「代行者」に指名。キミは隕石の力を奮ってセルを支えることとなる。

◆Dロイス「代行者（トランスミッター）」
解説：漉子区の山中でPC②が拾った隕石、殻燃焼”シェルバーニング”。それは地球で初めて遭遇したキミを契約者に定めた。隕石による力は強力なものだが、しかしある一点に留意しておかねばならない。それは、キミは軍神はおろか戦場の指揮官でもなく、あの小さな石ころの送信機にすぎないということだ。
必ず適用される効果：
(i)セットアッププロセスで使用する。シーンに登場している任意のキャラクターを選択する。この時複数キャラクターを選択してもよい。効果に同意する対象はラウンド間【行動値】に+5し、戦闘移動を行う。移動先は対象が決定する。このとき離脱および、それまでにいたエンゲージから別のエンゲージに入ることができる。シーン1回。
(ii)PC全員は、バックトラックを行う際「欲望へのロイス」のダイス目が必ず1になる。また、「欲望へのロイス」はそれ以外に取得しているロイスが存在する場合タイタスにできない。
プリプレイにどれかひとつを選択して取得できる効果：
(i)シーン内に登場している任意のキャラクターひとりが、ダメージロールを行う直前にオートアクションで使用する。そのダメージに+5D10する。シナリオ1回。
(ii)シーン内に登場している任意のキャラクターひとりが、何らかの判定を行う直前にオートアクションで使用する。その判定のダイスに+5個、達成値に+5する。シーン1回。