「ドーモ。フォーティチュードです。…ジャーム、殺すべし！」
ジャームを殺すことを至上命題としている人間。普段は何の変哲もない一般人として生活しているが、ジャームと出会った時は、人の”覚悟”に反応し、感染者に一時的にオーヴァードの力を与える、レネゲイドウィルスのＤＮＡを取り込んだ変異ウィルス「パラトス」の効果を使いジャームへと変身し、怪物への復讐を行っている。

ジャームを殺すジャーム。元々は大企業でサラリーマンとして働いていた世帯持ちだったが、お正月、家族で初詣に行った際にジャーム同士の戦闘に巻き込まれてしまう。結果家族を失い、心神喪失となる。さらに、弱っていることをいいことにライバルの同僚にハメられ会社をクビになる。
　職と、何よりも大切な存在であった家族を失ったタケモト。ワーディングの影響により家族を失った時の記憶はないが、犯人を探し出してやる。そう決意した彼は、彼の持ちうるあらゆる時間と労力、そして財力を使い、犯人を捜し、ついに発見、接触に成功した。
　家族を殺したジャームに出会い、殺害の証拠を見せ、彼に自首するか警察に逮捕されるかを迫ったタケモト。これで、最低でも社会的に家族の仇を取ることが出来る…そう思っていた。会社員だった彼にとって計算外だったのは、敵は人ならざる存在であったこと。そして、その力を行使することに一切の躊躇がないことだった。話し終えると同時に、体を切り裂かれたタケモトは、そのまま力なく地面に倒れた。
　タケモト・ケンシ３４歳。彼は、学生の時以来、初めて原始的暴力と邂逅した。と同時に彼は察した。目の前にいる、この怪物は生きていてはいけない存在なのだと。そして、このような化け物が、これ以外にも存在するということを。
…
……
………
…………─────憎い。
この眼の前の男を殺したい。家族の仇を取りたい。力が欲しい。己の身体が燃え尽きようとも、その為の力を……！
　力への渇望。そして、ジャームへの怒り。それらが、ケンシのニューロンと体内に潜んでいたウィルスを活性化させ、ジャームとして覚醒させた！
　覚醒したケンシは、自身を殺したジャームにアンブッシュ！たちまちサンマイオロシ！爆発四散！

ジャームを殺したケンシ。冷静さを取り戻した彼は、決意する。

ジャームを殺す。全て殺す！家族の名の下に…！

「ドーモ。フォーティチュードデス。ジャーム…殺すべし！」
ジャームを殺すジャーム。普段はオーヴァードとして覚醒しておらず、ジャームと出会った時のみ覚醒する。
所属：アウトキャスト
侵蝕率：平時２２％。戦闘時２３５％


ヴィークル　なし/なし
武器　なし/なし
防具　なし/なし