設定

　己が考え・意思・思想を優先する、空気を読まない男。両親、兄弟、ご先祖様、未来の子孫の役に立てるよう、勉学に励む青年。決して頭が良いわけではなく、成績は人並程度だが、日々の努力は決して怠らない真面目君である。
　父から「先祖から受け継いだ武士道の心を忘れるな」と言われており、その心を忘れないために、常に木刀を携帯している。真面目で馬鹿ではないのだが、少し阿呆である。
　鹿児島の田舎の方から、東京近郊に引っ越してきた。まだまだ方言は強いが、少しずつ標準語に矯正していっている。
　田舎者と言われると、突然キレる。どうやら都会の様子を見て、田舎コンプレックスを抱いたようだ。

おまけ設定

　島津の血には、鬼の血が混じっている。その鬼の血が一族に力を与えたが、一族は皆、鬼の気質を纏っていた。その鬼の血は年々薄まり、今や鬼の気配は消えたといっても過言ではなかった。しかし、たまに先祖帰りをしてしまう者もいた。その一人が、彼だった。

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