容姿・経歴・その他メモ

生まれたてのレネゲイドビーイング。特に目的もなく、困ってる人を助けて回るという時代錯誤の放浪を行った奇特なレネゲイドビーイングでもある。人を助ける代わりに食料や宿の施しを受けて生きていた。

性格は直情でまっすぐ。深いことを一切考えず、自分の信念と与えられた情報で最も「正しいと思った」行動を行う。正しいと思った行動なのでそれが実際に正しいかどうかは考えない。もし正しくなければ裁かれてもかまわないと考え、ゆえに自身の行った行動に決して嘘をつくこともない。清廉潔白で在り、ゆえに利用されることも当然ある。そしてそれを鑑みない、真正の狂人である。

特に人類に対してああだこうだ思うところはない。種族としての壁などなんのその。レネゲイドビーイングとバレたとしても態度を変えることは一切ない。自分が化け物と罵られようと、その通りと首肯し、その化け物に手伝えることはないかと聞く。

その出自は謎に包まれている。起源を開放するエフェクトを使用しても姿が全く変わらないところから、過去の人間を模した、どこかしらのクローンである、記憶から再構成されたなどの意見が出ているが、どれも憶測にすぎない。彼女もそんなことは一切気にしていない。どこから生まれたかさえ彼女は知らないし、どうでもいいのだ。

戦闘の際はとんでもない怪力と見様見真似の体術で暴れまわる。彼女の歩みを止められる壁は存在しない。拳を振るえば地が揺れ、バスが吹き飛び殴られたものの原型など残ることはない。シンプルに超常的な能力なしの体術ですべてを吹き飛ばす、ある意味時代錯誤の戦法を採る。

シスター服は誕生時から着ていたもの。彼女自身が意図してそういう能力を使用することはできないが、モルフェウス能力者のように自身の皮膚片を変換して生成している。あまりにもピンポイントな生成能力はどちらかといえばシンドロームよりも彼女の起源に関連があるとみられて調べられている。

星を巻き込んだ戦いの果て、彼女はかけがえのない友を手に入れた。とはいえ、彼女の在り方が変わることはない。変わらず人のため、世界のために。

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