ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

皇神 斎 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

狂乱の復讐者(フリアエ)皇神 斎(すめがみ いつき)

プレイヤー:温森おかゆ

母を殺した者を見つけ出し、同じ目に遭わせること。
それだけが、僕の心の救いなんです」

年齢
13
性別
星座
不明
身長
160
体重
50
血液型
不明
ワークス
UGNエージェントA
カヴァー
中学生
ブリード
クロスブリード
シンドローム
ブラム=ストーカー
キュマイラ
HP最大値
33
常備化ポイント
4
財産ポイント
2
行動値
5
戦闘移動
10
全力移動
20

経験点

消費
+34
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 由緒正しい家系の父親を持っている。
名家の生まれ
経験 母親。思い出したくないほど、精神的に大きな疵を負った。
トラウマ
邂逅/欲望 霧谷雄吾。あなたは彼に恩を受けたことがある。
恩人
覚醒 侵蝕値 何か大きな理由・原因があったはずだ。君にとっても衝撃的な出来事だった“何か”が。だが、思い出そうとすれば、それは決まって心の中で霧に閉ざされていく。そのかわりに現れるのは決まって同じ顔。それは──
忘却 17
衝動 侵蝕値 自分はここにいてはいけない人間なんだ。ただ在るだけで、周りが災厄に巻き込まれる。自分に、もう普通の生活を送る事なんかできやしない。ならばいっそ……!
自傷 16
侵蝕率基本値33

能力値

肉体6 感覚2 精神1 社会1
シンドローム1+3 シンドローム2+0 シンドローム1+0 シンドローム0+1
ワークス1 ワークス ワークス ワークス
成長1 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵5 射撃 RC1 交渉
回避1 知覚 意志1 調達1
情報:UGN1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
固定 皇神 御鋒(父親) 傾倒 疎外感 優しい父親だが、母を失った事件のことも、UGNのことも、何一つ教えてくれることはない。
固定 母親 執着 恐怖 目の前で殺された母親。どうしても犯人の顔が思い出せない。その答えを求める反面、どこか恐怖を抱いている。
固定 リヴァイアサン 尊敬 脅威 UGNに迎え入れてくれた恩人だが、恩と同じだけ苦労もかけてしまった。まだUGNエージェントとして活動できるのは、ひとえに彼の温情だと思う。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
赫き剣 5 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 3
使用時に[LV×2]以下の任意のHP消費。シーン中、武器を作成。
破壊の血 4 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 2 リミット
前提条件:《赫き剣》。《赫き剣》で作成する武器の攻撃力を+[LV×3]、ガード値を+5する。HPー2。
コンセ:ブラム=ストーカー 2 メジャーアクション シンドローム 2
組み合わせた判定のクリティカル値ーLV。(下限値7)
鮮血の一撃 2 メジャーアクション 〈白兵〉 対決 武器 2
組み合わせた白兵攻撃のダイスを[LV+1]個する。
乾きの主 2 メジャーアクション 〈白兵〉 対決 単体 至近 4
装甲値無視。命中した場合、HPを[LV×4]回復。ただし素手か《赫き剣》によるものでなければならない。
ハンティングスタイル 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 1
戦闘移動を行う。離脱を行える。移動中に他のエンゲージに接触しても移動を終える必要はなく、封鎖の影響も受けない。1シーンにLV回まで使用できる。
日常の代行者 1 常時 自動成功 効果参照 効果参照
自分の代わりに日常を過ごす従者がいることを表す。自分そっくりの姿をしているが、戦闘中はエキストラとして扱い、戦闘などはできない。《赤色の従者》の上限には含まれない。
裸の王様 1 常時 自動成功 効果参照 効果参照
周囲に、あなたのことを常に褒め称え、喝采する忠誠心と敬愛にあふれた従者の取り巻きたちがいることを表す。[LV×10]体。戦闘中はエキストラとして扱い、戦闘などはできない。《赤色の従者》の上限に含まれない。

コンボ

Tears Of Tisiphone(ティシフォネの涙)

組み合わせ
赫き剣破壊の血ハンティングスタイル
タイミング
マイナーアクション
技能
難易度
自動成功
対象
自身
射程
至近
侵蝕値
6
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
100%以上

赫き剣で武器作成。10以下のHP+2を消費して武器を作成。
種別:白兵 技能:<白兵> 命中:0 攻撃力+[消費したHP]+8+[LV×3] ガード値:0+5 射程:至近
加えて、ハンティングスタイルで戦闘移動を行う。移動は1シーン1回。

Furious Dirae(怒りし女神)

組み合わせ
コンセ:ブラム鮮血の一撃渇きの主
タイミング
メジャーアクション
技能
白兵
難易度
対決
対象
単体
射程
至近
侵蝕値
8
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
9
8
5
100%以上
10
7
5

装甲値無視。2点のHP消費。攻撃が命中した場合、HP[LV×4]回復。ただし素手か《赫き剣》によるものでなければならない。

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
赫き剣 白兵 〈白兵〉 [消費したHP]+8+12 5 至近 《赫き剣》と《破壊の血》で作成した武器のステータス。
攻撃力:[消費したHP]+8+12
消費HPは[赫き剣で消費するHP]+2。
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
コネ:UGN幹部 1 コネ 〈情報:UGN〉 情報に通じたUGNの幹部。<情報:UGN>の判定のダイスに+2。
コネ:要人への貸し 1 コネ 〈情報:〉 政府機関や要人への貸し。任意の<情報:>判定の際に使用する。その判定のダイスに+3個する。1シナリオに1回まで。

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
10 10 144 0 0 164 0/164
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

!注意!:EA準拠。基本ルールブック構成で使おうとすると滅茶苦茶に弱くなる。特に赫き剣はEA前提のバランスとなっている。
「ファルスハーツは……嫌いなんです。名前を聞くだけで、吐き気がする……」
「日常、か。僕は……父様がいてくだされば、それで……」

HPをつぎ込めば単体バ火力。我が血をもっててめえをぶっ飛ばすキャラ。《破壊の血》により火力を確保し、《渇きの主》によってHPを回収する。

コードネームは、ギリシア神話に登場する復讐の女神たちエリーニュス(仮称「慈しみの女神たち(エウメニデス)」)のローマ神話での呼び名であり狂乱を意味する「Friae(フリアエ)」。「Dirae(ディーラエ)」とも。

齢13の若さでUGNエージェントとなり、日本中を飛び回って活動している少年。まだあどけなさの残る顔には常に憂いの色が浮かび、あまり感情を表に出すこともない。
どういう訳か、感情が高ぶったりレネゲイドの能力を使ったりすると血の涙を流す体質がある。しかし、その奇妙な体質以外は特に暴走の兆候や能力に問題は見られないため、経過観察と称して放置されている。
日常を送る上ではUGNから支給されているトランキライザー(精神安定剤)によってストレスを制御し、感情によって不意にその奇妙な体質が外部に気づかれることを防いでいる。そのためか、少しぼーっとした印象も受ける。任務中は判断力の低下を招かないように、薬を控えている。その反動か、少し情緒不安定な場面もみられる。
彼はかつてファルスハーツのテロ事件に巻き込まれたおりに自分の母を目の前で殺された。今は、その憎しみと曖昧な記憶への答えを求めてファルスハーツを追っている。そういう意味でも、彼のエージェントとしての活動は理にかなっているのだろう。
斎がオーヴァードとして戦うことをどうしても避けたい父親に気付かれないようにエージェントの活動をしているため、なるべく自分の故郷での活動を避け、活動中は布で作った面で顔を隠している。

●覚醒:忘却
8年ほど前、まだ5歳だったころ。斎はファルスハーツの起こしたテロ事件に巻き込まれ、囚われの身になってしまった。UGNの迅速な対応が功を奏し、斎は救い出されたが、彼を助けようとした母が事件に巻き込まれ、目の前で殺された。彼のレネゲイドはちょうどその時に発症し、血の涙を流すようになったのもその時からだという。
しかし、事件後しばらくは記憶処理の効果でそのことを忘れていた。父親からは、母親の死因は病気による突然死であること、血の涙を流す体質は、人には知られてはいけない特異体質であると誤魔化されていた。
しかし、おぼろげながら記憶を取り戻し、それらが全て噓であると気づいた彼は、急速にオーヴァードの生きる世界へと惹かれていく。

●血の涙
オーヴァードとして目覚めた際に発症した特異体質。感情が高ぶって涙を流したり、オーヴァードとしての力を使う際、目から血が流れる。感情の高ぶりで涙を流す際は、流れる血が少量のため体に影響はない。
普段は父親から渡される精神安定剤(UGN支給)によってストレスを制御し、人前で涙を流さないように感情のコントロールもしている。そのためか、感情がないかのように思われがちだが、人前で感情を出すことができないだけである。
そのことに関して、不満を表に出すことはないものの、彼自身本当はもう少し感情を制御せずに人と関わりたいという願望を持っている。
幼い頃はよく就寝中に泣き続けて、ひどい貧血を起こしたことがあるのだとか。

●トラウマ:母親
斎が巻き込まれたFHのテロ事件が起こっていた当時UGN支部長で、現場の指揮をとっていた父親の判断により事件に関する記憶を抹消されたが、まもなく記憶処理の効果が薄れ、斎は断片的な事件の記憶を思い出してしまう。

記憶の断片

──僕を敵の手中から救い出すために現れた母に抱かれ、わけもわからないまま腕の中で温度と揺れに安心していた。
やがて、母の腕から解放される。「もう大丈夫」と母が優しく微笑んだ。
次の瞬間だった。何者かが、僕の目の前で母を撃ち殺した。何が起きたのか、分からなかった。
崩れ落ちる母親の体。知らずに叫んでいた。叫ぶ僕を抱きとめる誰かがいた。父だった。
父親に抱きすくめられながら、母親の骸に辿り着こうと何度もその胸を殴りつけ、泣き叫んだ。
父の胸はかすかに哀哭に震えていたような気がする。今となっては、記憶がおぼろげで思い出せない。
しばらくすると、誰かが近づいてきて、父親の腕から解放された。血の涙を流し続けて朦朧としていた自分には、もう母の骸にすり寄る体力もなく、呆然と父とその人の会話を見上げていた。
二人はなにかを話し合っていた。やがて、その人が自分を見下ろして、ゆっくりと近づいてきた。
その人の手が自分の額に伸ばされるのを、僕はただ黙って見上げていた。父も僕にその人が近づくのを、ただ傍観していた。
額に大きな手が被さる。「せめて、いい夢を。──おやすみなさい」記憶はそこで途切れた──

「自分がかつてファルスハーツのテロ事件に巻き込まれ、それを救い出そうとした母が何者かの手によって殺された」ことを、斎は思い出してしまった。そして、重大な記憶を消去されていたことや、記憶消去に父の意志が絡んでいたことも知った。
斎は父親への不信感を募らせ、母を殺した犯人に対しての憎悪を抱いた。
おぼろげな記憶の中で、その犯人の顔だけは思い出せないが……斎は父親に頼らず、自分で見つけ出して復讐を果たすことを決意した。
記憶が戻ったことで、「UGN」というオーヴァードの組織が存在することを知った斎は、まず彼らに接触しようと、曖昧な記憶を頼りに自ら動き出した。
「リヴァイアサン」……自分の持つ記憶の中の手がかりは、たった一つの名前を示していた。

●恩人:リヴァイアサン
幸運なことに、UGNとの接触に関しては、斎の「血の涙」を流す体質が役に立った。斎のレネゲイド由来の体質を調べるために、定期的にUGN関係者が身分を医者と偽り、往診に訪れるのだった。いくら父親がUGNと息子の接触を嫌がろうとも、それだけは止めようがない。
記憶を取り戻し、自分の血の涙が本来UGNに管理されうる対象であることも知った斎は、父親に気付かれないようにこっそりと自分に訪れた使者を通じて、リヴァイアサンに接触することが出来た。

多忙の折に会ってくれたリヴァイアサン……霧谷雄吾その人は、斎を見て途端に表情を暗くした。10歳にも満たない少年が事件の真実を知るためにUGNに所属したいというと、さらに眉間のしわを深くした。
斎の父親である皇神 御鋒は、斎を戦いに巻き込みたくないがゆえに多少強引な手も使って遠ざけようとしていた。霧谷はそれを知っていたのだ。そして当然、斎の言う「母を殺した犯人」がほかならぬ彼の父親その人であることも知っていた。当然、巻き込めるはずがない。だが、一人ででもファルスハーツを追うと言い張る斎を放置できなかった彼は、一旦UGNチルドレンとして彼を迎え入れた。
レネゲイドとしての力を制御する方法を教えるため。そして、オーヴァードの生き方が「復讐」だけではないと示すためだ。その際に、斎の所属を父親から隠すための工作も協力している。
結果、彼は間もなく実力の頭角を現し、人材不足と混乱にあえぐUGN日本支部の情勢に乗っかって、霧谷の切望を裏切りあれよという間にUGNエージェントになってしまった。
恩人の頭痛の種になっていることを自覚する斎は、誰にも迷惑をかけないようにコネを作ったり、支部を転々としたりしてほぼ自力で父親の目から逃れている。
自分の不器用も相まってかけなくていい苦労を掛けてしまっていることを子供なりに理解しているため、リヴァイアサンに対して頭が上がらない。そのため、彼や彼に準ずるものの命令には反抗できない面がある。
UGNエージェントに所属してからやっと、時間をかけて自分が巻き込まれたテロ事件の極秘資料を閲覧することが出来たが、資料は墨消しでマスキングされており、確かな情報は何も得られなかった。事件の真相を知って斎がショックを受けることを危惧したリヴァイアサン側の人間によって処理されていたのである。

●イージーエフェクト:日常の代行者
斎のもつ「血」は彼の味方だった。彼が力を使おうとすれば、血がその意志に呼応するように、鋭い刀や、自分そっくりの「傀儡」へと形を変えた。彼は日常の代行者を置いて父を欺きつつ、活動を続けている。
日本中を飛び回っているためか、父と過ごす時間のほとんどは代行者に行かせるようになってしまった。
こっそり帰ってきて代行者を取り込み、その記憶の中で父が自分に注いでくれる愛情を感じる時間は、斎にとって何より幸福で安穏とした楽しみである。
自分の欺きに父が気付かないまま、ずっと何も知らないまま愛してくれること。ただそれだけを願っている。

●イージーエフェクト:裸の王様
日本中を飛び回る傍ら、父のもとに自分の代理として従者を置いている斎は、常に孤独に苛まれていると言っていい。
だからだろうか。思春期の少年のいじらしい想いに呼応するように、または憐れむように、または嘲笑するように。その血は彼にとって非常に都合のいい従者へと形を変えた。
斎が何をしても褒め称え、反抗しても可愛がり、華よ蝶よと尽くしてくれる腰巾着の姿に。

●出自:名家の生まれ:父親(皇神 御鋒)
誰よりも自分を愛してくれる優しい父親。富と権力と、人望も持つ素晴らしい人物。だが、彼は斎に対して、オーヴァードのことや、彼が巻き込まれた事件のこと、UGNのこと、全てを秘匿していた。
オーヴァードの激しい戦いに息子を巻き込みたくない、ただ自分がUGNとして守る平穏な日常で暮らしてほしいという切実な願いからだが、記憶を取り戻した斎は、そんな父親に小さな反感を抱いている。
なぜ、父だけが戦わなければならないのか。なぜ、自分だけが、母が殺された事実さえ隠されたまま、安穏とした日常をのうのうと生きながらえなければならないのか。一人悲壮な戦いを続ける父に寄り添うために、斎は戦うのである。
自分の復讐の刃の切っ先が、ほかならぬ父親を指していることにも気づかないまま。

●衝動:自傷
自分は無力なのではない。誰かを救う力もあり、守る力も持っている。それなのに、自分がいたせいで、自分が無力だったせいで、母が死んだという事実が自分を追い立てる。どんなに強くなっても、罪は自分から剥がれ落ちることはない。
違う。僕は弱くない。僕のせいじゃない。ぼくのせいなんかじゃない!!

●一般アイテム:コネ:UGN幹部
●一般アイテム:コネ:要人への貸し
UGNに所属し、父に活動がばれないように支部を転々とするうちに自分の力で作ったコネ。自力でコネを作ることによって、周囲への迷惑を多少なりとも軽減しようという健気な努力の成果である。

●コンボ:Tears Of Tisiphone(ティシフォネの涙)
ティシフォネ(Tisiphone)は、復讐の三女神のひと柱「殺人の復讐者(殺人を復讐する女)」。
斎がその目から流した涙が、血よりも黒く濁った日本刀を形作る。
高い身体能力によって、強力な武器を作りながら移動することも可能。

●コンボ:Furious Dirae(怒りし女神)
血よりも黒く濁った、真紅よりも鮮やかな昏い刃で敵を貫けば、その敵の血が斎の心の荒んだ穢れを雪ぐ。

セリフ集(閲覧不用)

「コードネーム、フリアエ。本日付で、こちらの支部に配属となりました。よろしくお願いします」

【暴走】
脈動する衝動が、抑え込んでいた意識を呼び醒ます。
強い力の前でただ縮こまり、母に縋っていただけの自分が現在に重なる。
自分に何かできるのか?あの時何一つできなかった自分に。何よりも失いたくないものを守れもしなかった自分に。……今。
「違う──
僕じゃない──ぼくのせいじゃない──」
死んでもいい。勝たなければならない。あの時の自分を否定するために。
「ぼくのせいなんかじゃないんだッ!!」

【コンボ:Tears Of Tisiphone】

「交戦を開始します」
少年の頬をつ、と鮮血が伝う。
それが地に落ちると、真っ赤な柱となって隆起していく。やがて、それは1本の日本刀を形作った。


「一遍、死んで下さい」
少年の頬をつ、と鮮血が伝う。
それが地に落ちると、真っ赤な柱となって隆起していく。やがて、それは1本の日本刀を形作った。

【コンボ:Furious Dirae】

「結構、痛いですよ?」
血よりも黒く濁り、真紅よりも鮮やかな昏い刃が弧を描くと、敵の鮮血がほとばしる。


氷のように冷たい少年の顔が、血に濡れて心做しか笑った。
「いけないのに……気分が高揚します。貴方の血は……甘美だ」

【戦闘不能・バッドステータス】

「痛い、ですね……」

「困り、ます……」

「ああ、父様……」

【戦闘不能から復活】

「まだです……」


「僕はまだ……本懐を成していない……」

【参照用メモ】
(すめがみ いつき)
CN:フリアエ(狂乱の復讐者)
PL: 温森おかゆ
UGNエージェントA / 小学生
ブラム=ストーカー、キュマイラ
立ち絵:温森おかゆ
〈ロイス〉
【固定】父親 〇傾倒/疎外感
【固定】母親 執着/〇恐怖
【固定】リヴァイアサン 〇尊敬/脅威

なんといってもキュマイラが加わる構成はその肉体値の脳筋ぶりが特徴だ。
此方はエグザイルと違ってハンティングスタイルによって戦闘移動を行い接敵するタイプで、キュマイラらしい脳筋ぶりが発揮できてしまう。因みに、戦闘移動は行動値+5で10mなので、対象が遠距離型で逃げ回られると非常にきつい構成となる。

赫き剣だが、渇きの主によって8のHP回収が出来ることを期待するとしてHPをつぎ込むとすると10+2=12HPを失う。
その代わりにできるのは
種別:白兵 技能:<白兵> 命中:0 攻撃力[10]+8+[12]=30 ガード値:5 射程:至近

破壊の血のLVを上げてさらにバ火力にしてしまうかはお好みで。どちらかというとここまでのものが出来るなら《血の宴》を入れてもいいと思うが。《血の宴》のリミット《殺戮領域》はなんかかっこいい。
あと趣味なら《鷹の翼》入れたい。入れたい。

履歴

【ぼくらのまちのだぶるくろす】 GM:あみ 参加者:温森おかゆ、あいまる、あまとう
作成レギュレーション 経験点130+30+4(イージーエフェクト分)カヴァー:小学生
4点分割り当て:調達+1、イージーエフェクト《裸の王様》
小学校五年生。ちょっと生徒会気質のお兄ちゃん。
実は年齢をちょっとサバ読んだUGNエージェントであり、自分の《日常の代行者》に通わせている本命の中学校とは別に、N市南小学校に潜入捜査でやってきている。(通学も倍だから学力も倍とは彼の談)その中で、オーヴァードの子供たちを見つけ、本人はお目付け役として共に行動することに。
……だがまぁ、そんな大義名分よりも、仲間とつるむことが楽しく思えてしまっているあたりは、彼もまた子供ということだろう。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 34
1 追加経験点 +4 あみ イージーエフェクト分
2 ぼくらのまちのだぶるくろす あみ 温森おかゆあいまるあまとう
ルルブ準拠5点+目的7点+侵蝕率77%5点=17点経験点獲得

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