“断罪の聖鎖”千代留 朔夜
プレイヤー:なべ
- 年齢
- 44
- 性別
- 男
- 星座
- 牡牛座
- 身長
- 203
- 体重
- 78
- 血液型
- A型
- ワークス
- UGN支部長C
- カヴァー
- UGN支部長
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- ノイマン
- ハヌマーン
- HP最大値
- 27
- 常備化ポイント
- 6
- 財産ポイント
- 6
- 行動値
- 7
- 戦闘移動
- 12
- 全力移動
- 24
経験点
- 消費
- +104
- 未使用
- 34
ライフパス
出自 | 仕方のない事だ、元々生まれるはずではなかったのだから | |
---|---|---|
疎まれた子 | ||
経験 | ……本来なら、割り切らなければならないのだろうな | |
仲間の死 | ||
邂逅 | 対象:黒須左京/あれさえ起こらなければあるいは今も……、…… | |
友人 | ||
覚醒 | 侵蝕値 | とっくに死ねていたはずだというのに。何があったのかすら記憶にない |
忘却 | 17 | |
衝動 | 侵蝕値 | ああ、ああ! 消えればいい、全て……此の身ごとッ! |
嫌悪 | 15 | |
その他の修正 | 4 | 武芸の達人 |
侵蝕率基本値 | 36 |
能力値
肉体 | 1 | 感覚 | 1 | 精神 | 5 | 社会 | 2 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 0+1 | シンドローム | 0+1 | シンドローム | 3+1 | シンドローム | 1+1 |
ワークス | ワークス | ワークス | 1 | ワークス | |||
成長 | 成長 | 成長 | 成長 | ||||
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 4 | 射撃 | RC | 1 | 交渉 | ||
回避 | 知覚 | 意志 | 1 | 調達 | 1 | ||
知識:レネゲイド | 3 | 情報:UGN | 4 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dロイス | 想い人 | ― | LM P.90 希未指定/ダメージロール直前に使用/装甲、G値無視/カバーリング不可に/シナリオ1回/想い人のロイスがタイタス化した場合バックトラック時2倍振り不可 | ||||
瑞希 | 庇護 | / | 悔悟 | ……初めから、私なぞが引き取るべきではなかったのかもしれない | |||
希未 | 慕情 | / | 悔悟 | 私は、……貴女の忘れ形見ですらも、守ることはかなわなかった | |||
― | |||||||
― | |||||||
― | |||||||
― |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
勝利の女神 | 3 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 4 | 100% | |
EA P.93 判定直後に使用/達成値+[LV*3]/R1回 | |||||||||
コントロールソート:白兵 | 1 | メジャーアクション | 〈白兵〉 | 対決 | ― | 武器 | 2 | ― | |
EA P.90 判定を【精神】で行う/使用技能を<白兵><射撃>から1つ選択 | |||||||||
虚構のナイフ | 3 | メジャーアクション | 【精神】 | 対決 | ― | ― | 3 | ― | |
CE P.66 攻撃力+[LV*3] | |||||||||
コンセントレイト:ノイマン | 2 | メジャーアクション | シンドローム | 対決 | ― | ― | 2 | ― | |
EA P.129 C値-LV(下限値7) | |||||||||
獅子奮迅 | 1 | メジャーアクション | 〈白兵〉 | 対決 | 範囲(選択) | 武器 | 4 | ― | |
EA P.75 対象を範囲(選択)に変更/シナリオLV回 | |||||||||
疾風剣 | 1 | メジャーアクション | 〈白兵〉 | 対決 | ― | 武器 | 2 | ― | |
EA P.75 リアクション判定D-LV | |||||||||
マシラのごとく | 4 | メジャーアクション | シンドローム | 対決 | 単体 | 武器 | 5+1 | 80% | |
EA P.77 攻撃力+[LV*10]/判定D-5/シナリオ1回 | |||||||||
武芸の達人:白兵 | 3 | 常時 | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
BC P.64 選択した技能の達成値+[LV*3]/暴走している間は不適用/技能を<白兵><射撃>から1つ選択/侵蝕率でレベルアップしない/侵蝕率基本値+4 |
コンボ
閃迅刃
- 組み合わせ
- 決闘者の剣+≪コントロールソート:白兵≫+≪虚構のナイフ≫+≪C:ノイマン≫
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 7
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 5
- 8
- 4+9
- 11+9
- 100%以上
- 5+3
- 7
- 4+9
- 11+12
- 5
半月閃
- 組み合わせ
- 決闘者の剣+≪コントロールソート:白兵≫+≪虚構のナイフ≫+≪C:ノイマン≫+≪獅子奮迅≫
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 範囲(選択)
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 11
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 5
- 8
- 4+9
- 7+9
- 100%以上
- 5+3
- 7
- 4+9
- 7+12
- 5
瞬閃剛破
- 組み合わせ
- 決闘者の剣+≪コントロールソート:白兵≫+≪虚構のナイフ≫+≪疾風剣≫+≪マシラのごとく≫
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- 白兵
- 難易度
- 対決
- 対象
- 単体
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 13
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 5+-5
- 10
- 4+9
- 11+9+40
- 100%以上
- 5+3-5
- 10
- 4+9
- 11+12+50
- 5+-5
リアクション判定D-[疾風剣LV]/シナリオ1回/80↑
マシラのごとくLv4まで成長後換算です
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
決闘者の剣 | 15 | 白兵 | 〈白兵〉 | 0 | 7 | 3 | 至近 | HR P.86 対象が単体の場合さらに攻撃力+4 |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
T支部緊急対応チーム:Esperanza | 〈知識:〉〈情報:〉 | シナリオ2回使用可能。他の人へ譲渡も可能。 ≪知識:≫≪情報:≫の達成値を+2することができる。 また、貴方のみ≪知識:レネゲイド≫の判定を達成値+5出来る。 | |||
デモンズシード | 3 | その他 | ― | HR P.87 ≪マシラのごとく≫選択/取得しているエフェクトひとつの最大レベル+1、侵蝕値+1/タイミング常時のエフェクトは侵蝕値基本値+2/常備化ひとつまで |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
12 | 170 | 18 | 0 | 200 | 34/234 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
【EA/LM適用済】
一人称:私 二人称:お前、貴様
~だろう、~だそうだが?、~ではない
#6c9bd2
◇成長ガイド
・≪マシラのごとく≫LV1→LV4(15点)
・≪疾風剣≫LV1→LV2(5点)
「……ああ。私の事を父と呼べなくても構わない」
「瑞希。もう遅くなる、はやく寝なさい」
「ご苦労。以降の工程はこちらで済ませておく。休暇に入るように」
「ジャームに意志など存在しない。考えるだけ無駄だ」
「"あれ"は危険性を孕んでいた。冷凍保存するのが最善と判断したまでだ。──何か異論が?」
無口で愛想のない男。
冷静沈着であり、情より理屈を、少数の犠牲より大局を偏重する性質。
表情は硬く口数も少ないため誤解を生むこともしばしばあるが、人と接することは嫌いではないし決して仲間のことを見捨てたくて見捨てているわけではない。あくまで"支部長"として、立場のある者としてしなければいけない決断をしているだけで、本人としては少しも犠牲を出したくないと考えている。伝わらない。伝えていない。伝えるのに不十分だとも気付いていない。伝えようとも特にしていない。
ニンジンが嫌い。グレープフルーツが好き。辛いもの、酸っぱいものを好む。
過去・経歴
幼少期など
双子の弟として生まれてきたが、歓迎はされないどころか親にとっては邪魔者であった。
両親は双子が生まれるとは予期しておらず、家も貧しいため一人しか育てていけないからと弟を切り捨てることに決める。
それでも生まれた命を殺めるのには抵抗があったのだろう、まずは血縁を頼りにと親戚中をたらい回しに。しかしどこでも厄介者扱いしか受けられず、次第に実家も含めて押し付け合いになってしまった。
いっそ殺せば楽になりそうなものの殺人犯にはなりたくない、でも朔夜は育てたくないという親の元で、幼いながらも自分が血を分けた家族に受け入れられていないことを悟り感情が希薄なまま育つ。
ある日、朔夜を一人置いて家族が旅行に行った時に火事が起きた。今でも残っている顔の火傷はこの時に負ったもの。
助けを求められる状況ではなかったので死ぬはずだったのだが、気絶した朔夜が次に目を開けた時には見知らぬ土地で孤児院の前だった。
何があったのか自分でも覚えてはいないが、それ以降オーヴァードとしての力を発揮しだしたので火災の中で何かが起きたのだろう。
それからは人生の大半を孤児院で過ごすようになる。
ノイマンらしく学校生活はほぼ奨学生として過ごし、勉強に時間を充てる必要がほぼなかったため、高校一年生の頃から大学進学を見据えてアルバイトに精を出し学費を賄った。
高校卒業とともに施設を出て自立し、やがて院生としての日常を過ごしていた時、当時発足して間もないUGNからの接触により自らがオーヴァードであることを知る。
特に目的もなく、ただ自分に良くしてくれた施設の者に報いるために"良い学校"に入っていただけだった朔夜にとって、自分が誰かの居場所を守ることができるというのはまさに青天の霹靂であったが、同時に喜ばしいことでもあったため一も二もなく了承することにした。
地に福音が満ちずとも HO3
「あの、貴方が、私の新しい(お父/お母)さんですか……?」
8年前、貴方はとある理由から、瑞希の親代わりになった。
親代わりとなってから、実に5年の歳月が経ったある日、瑞希がレネゲイドウイルスへ感染し、暴走。
貴方は、貴方自身の判断で、彼女を冷凍処理したのだった。
それから、3年後の今。冷凍処理ジャーム保存場にいる彼女に、貴方は毎日会いに行く。
激変してしまった日常の、変わらない日課の筈だった。
──貴方の目の前で、瑞希の棺は破壊され、こじ開けられた。
シナリオロイス:瑞希 推奨感情:P庇護/N悔悟
推奨ワークス/カヴァー:UGN支部長/指定なし
◆設定
貴方は、瑞希の親代わりであった。
貴方は3年前に起こった事故によってジャーム化した瑞希を冷凍処理した。
実際に冷凍処理したのが貴方であってもよいし、それを指示したというものであってもよい。なんにせよ、責任は貴方にある。
地に福音が満ちずとも HO3RHO
◆Story
「すみません、ここは教会であっていますか?」
PC4に会うために来ていた教会で、貴方は運命に出会った。
目の見えぬ彼女の名前は、希未。彼女の笑顔に、貴方は一目惚れをしたことだろう。
不便だろうと礼拝堂まで付き添った貴方に、彼女はこう言った。
「ありがとう。ふふ、やっぱり貴方に話しかけて良かったわ」
──実は私、人を色で判断出来るのよ。貴方は優しい人だって色だったから。ふふ、内緒よ?
いたずらっ子のように笑った後、貴方と彼女は「また教会で」と約束をした。
それから貴方は教会に通い続けただろう。彼女もほぼ毎日のように礼拝堂に来ていた。
あるとき、彼女は貴方にこう言った。
「私、夫がいるのだけれど──最近、凄くやつれているようなの。私に心配をさせないように何か無理をしているみたいでね?」
「何も言わないことは分かっているから、せめて私はここで祈っているのよ。彼が幸せでありますように、って」
その言葉で、貴方の抱いていた淡い想いは儚く散っただろう。そして。
──その言葉を最後に、彼女もまた、貴方の前から姿を消した。
そして、それから8年後。貴方は。
「……あの。貴方が、私の新しい(お父さん/お母さん)ですか……?」
──希未とよく似た顔の、運命と出会ったのだった。
◆シナリオロイス:希未(タイタス済み可能)
推奨感情:○慕情/悔悟
◆設定
貴方には初恋の人がいた。教会で出会った一般人だ。しかし彼女には夫がいるらしく、早々に玉砕をしたのだが。
出会ってから1年後、貴方は希未が子供を産んで死亡したことを知る。
それから8年後、貴方に養子の打診がくる。それが希未と顔のよく似た瑞希だった。
支部長である貴方は次の特殊効果を所持している。
◆特殊能力:T支部緊急対応チーム
シナリオ2回使用可能。他の人へ譲渡も可能。
≪知識:≫≪情報:≫の達成値を+2することができる。
また、貴方のみ≪知識:レネゲイド≫の判定を達成値+5出来る。
地に福音が満ちずとも HO3RHOバレ設定
GMに把握しておいてもらいたい部分
- 希未への感情
- 今も想っている。熱烈ではない。淡い恋をいつまでも拗らせている。
- 瑞希への感情
- 最初は希未の子供かも、という点が大事だっただけだがそのうち瑞希自体を可愛がるように。現在は唯一の家族として愛している。
- 瑞希の苗字
- 希未の苗字が不明なのと、新しく苗字を付けて距離を取りたがっていると瑞希に思わせたくないので自分の苗字。千代留瑞希になってもらいます。
- 瑞希を引き取った時期
- 手続きが済み次第すぐにでも。
- 瑞希の待遇
- 仕事の都合上日中は孤児院で過ごしてもらっていたかと。仕事が終わったら孤児院に迎えに行く。誕生日や瑞希を迎えた日などは欠かさず祝っていた。休日に遊びにでかけたり本などほしいものを与えたり、基本的に瑞希の希望を理由なくはねのけたことはないはず。
- 瑞希の冷凍処理
- 自分の手で施した。
・NPCたちとの関連など 基本的にPL資料キャラクターフックに沿っています
- 【選択の随身】
- 3年前から毎日のように顔を合わせている。個人的な親交こそないものの仕事上でも長い付き合いであり、瑞希を含め検体の管理をしていることには感謝の念が尽きない。
勤務中に飲酒することに関してだけは理解はできないが、長い付き合いの中で彼にもポリシーがあることは知っているかと思うので今は口出しすることはない。当初は咎めていたかもしれない。 - 沙霧
- 教会でも度々出会っていたかもしれない。とはいえ食事などの付き合いはなかっただろう。
気は合いそうなので教会や仕事で長年顔を合わせているうちに少し打ち解けているかも。 - 【心願の円光】
- 話し相手がいないことは聞き及んでいるかもしれないので、それであれば気にはかけているかと。
ただ、話し下手な自覚くらいはあるため積極的に話せたかというと否。「壮健でいるか」「変わった事はないか」くらい?
瑞希を引き取ってからは希未への悔悟と瑞希の幸せな未来を、瑞希を冷凍処理してからは自戒と懺悔を毎日教会で祈っている。もしかしたら知られているかも。
以下詳細
27歳の時に希未に出会う。彼女の柔らかくも儚い印象を与える笑みに目と心を奪われてしまった。
それまでは色恋沙汰などに興味もなかったし興味を持つ余裕もなかった。知らない感情に困惑しつつも彼女とこのまま離れたくないという考えに従い付き添いを買って出た。
希未と共にいられる時間は人生で初めてと言ってもいいほど穏やかなもので、自覚こそないもののもしかしたら顔をゆるめて口が笑みを象っていたこともあったかもしれない。
初めて覚えた恋情に戸惑いながらも、彼女に会う、という理由だけで足繁く教会に通うようになった。
やがてこれが恋なのだと自分で飲み込めるようになり、一度でいいからどこかで食事でも……要はデートの申し込みをしようと決意。その日に彼女の口から自分には夫がいるという話を聞き、結局彼女に食事の誘いを申し出ることはその後もなかった。
哀しみと同時に既に希未は幸せになる相手を見つけることができているのだということに安堵を覚え、それからは自身が彼女に想いを寄せていることは決して悟られないように隠し通した上で、それでもどうしても会いたい気持ちは募っていくばかりなので教会に通う足を止めることはしなかった。
しかしその日を境に希未が教会に姿を見せることはなくなり、のちほど訃報を聞き失意の底にあった。
訃報が届いてからというもの教会に足を運ぶこともなくなったが、それも8年の間の話。
断る気だった養子の打診。顔を見るだけでも、と視界に入ったその顔に釘付けになった。次に年齢を確認して。
────このようなことが、起こって良いのだろうか
そう脳裏に過ぎったが、それでも一目その少女を目に入れてしまえばもう、朔夜の中に養子として瑞希を迎える以外の選択肢は存在していなかった。
"これは心安らぐ時間をくれた彼女への恩返しと弔いである"、そう誰でもない自分に言い聞かせながら。
希未の苗字を受け継がせるべきだとは思っていたが、自分は彼女の苗字すら知らない。何よりも養子縁組をするにあたって普遍的であるということ、何も知らない瑞希にいらない不安を覚えさせるのは避けなければと自分の苗字を与えた。彼女の苗字を突き止めた時には必ず。
すぐに引き取りはしたものの、家族は自分しかおらず、仕事場を明かすことも近くに連れて行くこともできないため、基本的に仕事に行くと同時に瑞希を孤児院へ送り、仕事が終わると教会で祈ってから瑞希を迎えに行き帰宅する、というのが一日のルーティンとなった。
せめて自分の手で出来うる限りの幸せを与えてやりたいと考え、瑞希の望みにはよく耳を傾け、普段周りにはしないというのに彼女には誤解のないようにとよく言葉を重ねた。
最初こそ未だ秘めていた慕情からくる下心がきっかけではあったものの、やがて"希未に似ている子供"ではなく"瑞希"自身を愛し、実の子供だと錯覚してしまってもおかしくないほど不器用ながら愛情を注いだだろう。
その幸せもまた打ち砕かれることになるとは知らずに。
自らの手で、愛している女性の面影を濃く残したただ一人の大切なかぞくを眠らせる。
それは瑞希を引き取った時から見ぬふりをしていた罪悪感を膨張させ、自身を縛る枷のように重く重く朔夜の心に沈んだ。
元々寡黙であったが拍車をかけて口数は少なくなり、しかし自罰的になっていく。
ジャームになってしまった者を戻す手段が見つかる、そのいつかに縋り瑞希の部屋は当時のまま掃除だけして残している。
3年前から毎日、瑞希に会いに行くこと、教会で祈りを捧げ懺悔をすることが日課と化した。
あれから寝ると必ず瑞希を冷凍処理したときの夢や悪夢を見るため良く眠れていない。オーヴァードだからできる過労に逃げている。
「……必要であれば礼拝堂まで付き添いますが」
「……これが、浅ましい私への罰というわけだ。……希未さん……私は」
「瑞希をこの手で眠らせることが──親として負える最後の責任だった。それだけだ」
「死んではいない。が……いつか、を願うなど。この期に及んでどんな神経をしているのだか」
「……彼女を愛してしまった、下心を含んであの子を引き取った。彼女らの信頼に私は報いることができなかった。とんだ裏切り者だろう、私は」
ネーミングなど 地に福音が満ちずとも HO3RHOバレ有り
- 名前
- 今回は割と何も考えてないです。フィーリング。
- CN
- 皮肉ネーミング。断罪されるべきは自分。誰が聖鎖だって?笑。読みはスペイン語で祈り。
- 文字色
- ヒヤシンス
花言葉:「悲しみを超えた愛」
青色:「変わらぬ愛」「節操」「誠実」
紫色:「悲哀」「初恋のひたむきさ」「ごめんなさい」「許してください」 - コンボ名
- 閃の文字を入れる縛り。基本的に速度で押すイメージ。語感重視なのでそんなに考えてないです。
- 閃迅刃
- ≪虚構のナイフ≫で作った隙を逃さず懐に飛び込んでいく感じ。
- 半月閃
- 刃の軌道が半月を描いてたら綺麗だなあ。
- 瞬閃剛破
- 瞬閃は速すぎて相手には目の前でなんかチカって光ったかな?くらいの認識しかできないとかっこいいなあと思いました。剛と破は力業のイメージを補強するために入れた。
- Esperanza
- スペイン語で望み、希望。希未を意識しすぎ。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|
フルスクラッチ作成 | 50 | ||||
1 | 2021-11-03,07,13 | 地に福音が満ちずとも | 20+19+5+5+5 | 薫さん | 藍上さん/うみぼ~さん/すあまさん |