容姿・経歴・その他メモ

〇現在

好奇心旺盛で快活だが、突拍子もない発言や行動を起こす少女。
好きなものは機械や機器と発言しており、裏方を自称している。
日頃時間があれば、支部の設備の点検や整備を自主的に行い、それも無ければ自作の機器をいじっている。
もっとも、正規の訓練を受けたエージェントであるため、戦闘や訓練はしっかり受けている。
より効率の良い方法を模索するのが楽しいのか、最近は訓練用設備の開発を楽しんでいる。
本人最大の夢は「ジャームの脅威がなくなる発明」の開発である。
UGN職員の父を持つが、チルドレンになってからは連絡を取っておらず、互いの名前は活動報告で見る程度である。

チルドレンの訓練を収めた後、数年のアールラボでの勉強経験がある。
これは、本人の性格があまりにも戦闘に向かず、研究者志向だったためである。
そこで一定の装備の開発に関わった後、エージェントとして支部への派遣が行われている。
この転向には本人の意向もあり、曰く「実践程、データの宝庫はない」ためである。
現在は対ジャーム用の装備に対して強い興味を示している。

〇過去

父親はUGNの職員、母親は一般人だったようだが、彼女が物心つく前にはすでにいなかった。
それもあってか、彼女の父親はなるべくそばに置くようにしており、いつもUGNの研究設備に連れてこられていた。
いつも白衣やつなぎを着た人たちが駆け回るそんな場所が、彼女にはどことなくまぶしく感じていた。
そんなある日、施設の実験で小規模な事故が起こる。
傍に居た彼女は大きなけがこそしなかったが、レネゲイドの影響を強く受け、発症に至る。

その後、まだ幼い彼女は別の施設へ行き、他のチルドレンたちと共に訓練を受けることになる。
成績は良くもなく悪くもなく、ただ、どことなく意欲の薄い彼女に教官は手を焼いた。
そんな中で、彼女が特に興味を示していたのが、装備の整備や点検と言ったものだった。
これを理由に、一定の訓練をしてチルドレンの訓練場を出た彼女はアールラボへ出向することとなる。

そこで彼女は自分の知りたかったことを知っていくこととなる。
様々な研究や開発に関わり、UGNの役に立つものを数多く発明している日々は彼女にとっては楽しい日々だった。
だが、それでも戦いは終わらないという問題が彼女を悩ませることになる。
そうして、彼女が出した結論が「ジャームによる脅威なき世界」である。
誰もが未知の侵略者に恐れることのない世界の実現を掲げた彼女は、現場へ出て実地試験を行うことにしたのである。

〇戦闘スタイル

巨大な金槌を作成し、これを使用した戦闘を主に行う。
ブラックドックの能力により、電磁力によって打撃の加速を行い、叩きつけたら電撃を放つこの武装は彼女の発明品とのこと。
破壊力だけは自慢だが、気軽に使えるようになるまではかなり訓練が必要であった。
また、彼女の電撃は緑色に染まっており、これが周囲のチルドレンやエージェントから特徴的と捉えられていた。
だが、現実主義の彼女にとってこれは、ただの電圧に耐えられず燃えた銅の炎色反応である。
金槌やドローンにはいくつかのバリエーションがあり、用途に合わせて使用している。

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