普段は支部で生活しているが、週に1～2回は帰宅している。その間は専ら趣味に没頭しており、深夜まで起きていることも珍しくない。趣味は主に競馬、競艇、競輪などの観戦、パチスロ、テレビゲーム、ジャンク飯開発、自前のバイクを利用したツーリング。意外と多趣味だが、本人はマイペースに楽しんでいるようだ。

妹と弟が一人ずついたらしいが、本人は多くを語ろうとしない。その顔の傷を見れば、何があったのか想像がつく者もこの業界には少なくないだろう。

書類作成・整理が苦手なため、かなりの頻度で部下を頼っている。その一方で若いエージェント、特にチルドレンには目を掛ける傾向にあり、支部長としてサポート、もといお節介を掛けている。仕事振りを慕うエージェントも一定数いるようだ。……彼女の私生活を知らなければ。

彼女の思想は概ね「化物の癖に人間社会にしがみつきたいどうしようもない半端者は、せめて人間社会の秩序の為に死ぬべきだろう」という彼女自身の発言に集約されている。彼女にとってはオーヴァードもジャームも同じ、『排斥されるべき化物』だ。