赤パーカーがトレードマーク。星型ハイライトのお目目。金髪ロングのくるくる髪。

普段は無邪気で素直なすごく良い子。しかし、嫌なことがあったりストレスが溜まったりすると破壊衝動が抑えられなくなり、見境なく暴力を振るってしまう。

彼女がこんな性格になってしまったのは、シャルル・ペロー版赤ずきんの結末によるもので、その話では赤ずきんが狼に食べられた所で話が終わっている。
この話は、お母さんの忠告を聞かずに、見ず知らずの狼の言うことを信じた赤ずきんが痛い目を見ると言う、人を疑う事を覚えようと言う教訓の話である。しかし、赤ずきんからしてみれば素直な性格ゆえに狼を信じて、理不尽に殺されると言うあまりに酷い話なのである。
狼に喰い殺される結末への恐怖、それが彼女の破壊衝動を目覚めさせた。

彼女は、FHが起こした、モノガタリのキャラクターをオーヴァード化させて争わせるゲームによって生み出された、赤ずきんのレネゲイドビーイングである。
UGNが駆けつけた時、そこに居たのは血まみれになりながら他のキャラクターに暴力の限りを尽くす彼女であった。他のキャラクターはすでにほとんど倒されており、UGNが介入し鎮火した後、生き残ったのは彼女1人だけであった。
UGNは暴れ疲れて倒れた彼女を保護し、支部兼研究所となっている施設に連れていった。目を覚ました彼女は、戸惑いはしたものの割とすんなりと現状を飲み込んでくれた。それから彼女はその研究所で研究に付き合わされることになる。
2週間くらい経ったある日、その研究所は支部共々木っ端微塵にされる。原因は研究続きのストレスで暴れ出した彼女によるものである。その事件のせいで、ただの実験対象だった彼女は、保護観察対象になった。
その後研究所をたらい回しにされ、そのたびに何かを破壊してきた彼女だったが、伊藤英輔教授と出会い、聖香と出会って理解者を得たことで、その後は安定した生活を送れている。

英輔教授:ほぼお父さんみたいな関係で、よく懐いている。彼女いわく、ちゃんと話を聞いてくれるから好き。
刹那:ほぼお母さんみたいな関係で、こちらにもよく懐いている。彼女いわく、美味しいご飯を作ってくれるし、暇な時は遊びに付き合ってくれたりするから好き。
聖香:ほぼお姉さんみたいな関係で、1番懐いてる。彼女いわく、レポート？っていうのがない時はいつも遊びに付き合ってくれる大好きなおねーちゃん。

お友達が欲しい。聖香おねーちゃんや伊藤家の人には優しくしてもらってるし大好きなのだが、一緒に遊んでくれる同年代のお友達はいない。だから、一緒に遊んでくれるお友達が欲しい。