資産家の一人娘として生まれ、不自由なく育ってきたが、ある事件を境にその平穏が崩れ去る。
肉親をすべて奪われた彼女は何よりも失う事を恐れ、悲しまないようにと他人との関係に壁を作るようになる。
しかし、事件後UGNに所属するようになり、紅月留火と何度も任務をこなし相棒とも呼ばれるようになってしまった。
今でも、彼女の感情は事件後のままで止まっており、彼を失うことを何よりも恐れている。

家族と共にとある劇団の公演を見に行った際に事件は起こった。
突如として劇団員達が異形に、観客を虐殺し始めた。
そもそもこの公演はFHのオーヴァード覚醒候補者を集めた実験だった。
会場には高濃度のレネゲイドが散布されており虐殺された観客たちも次々にジャーム化。
彼女も巻き込まれ死亡するところだったが、正気を保っていた両親に庇われ、そのショックで覚醒する。
のちに、「血海の会館」と呼ばれた事件の唯一の生存者だった。

当たり障りのないような付き合いをするが、どこか壁を作っているように感じる。
向ける感情も、薄っぺらい。

手にした拳銃から放たれた赤い銃弾を跳弾させて操り、多数の標的を一度に攻撃する
また、失う事への恐れから自分に危険が生じた際にその危険を排除しようと単体に攻撃を集中させることもある