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･経歴
　”童喰いの妲己”という呼称で呼ばれていた有名なFHジャームに育てられていた経歴を持つUGNエージェント。

　10歳前まで孤児院で”童喰いの妲己”に他の子どもと一緒に育てられていたが、10歳になると義理の親の元へ送られるという孤児院の風習の正体が『性的に凌辱した後、カニバリズムをする』という狂気じみた内容であることを知り、今まで与えられていた愛情が愛情ではない別の『何か』であったこと、一緒に育ってきた兄弟たちを殺していたことなどの怒りでオーヴァードへと覚醒。その衝動のまま近くにあった刀を手に取り、”童喰いの妲己”の殺害に成功する。その一因には彼の覚醒したレネゲイドが対抗種であったことも大きいと考えられている。

　その事件の際に大規模なワーディングを展開したことでUGNに発見、血濡れの現場を子供たちに見られたこと、育ての親である”童喰いの妲己”の非道を伝えたくないのもあり、UGNに記憶を消して生き残ってる他の子供たちを然るべき場所で育てること、起きた事件の記憶などを消し、なるべく今後の人生に影響が出ないようにする事を条件にUGNの協力者となる。

　『なるべく無知のまま育てた子供を、絶望させながら堕として食べる事』が趣味であったため、常識に欠けていたり、性的なことに詳しくなかったりする。その影響もあり機械には詳しくないが、孤児院での当番など影響もあり家事は得意分野。

　数年間はそのような感じでイリーガルとして定住せず、ジャームが現れる場所へ討伐へと赴き、殺しては移動するという行動を繰り返していたが、現在は『支部』でエージェントとして定住している。
　
　その理由は自分の中に眠るジャームという存在に対する憎悪を消化するためである。育ての親である存在に裏切られたが故、彼は『ジャームという存在に対する激しい憎悪、殺意を持った面』と『孤児院の中心として子供たちを率いて、面倒を見たりしていた他者への思いやり、優しさを持った面』という二つの面が混在している状態である。
　二重人格一歩手前のような状態であるが、実際の所は一つの人格であり、それがなおのこと彼を悩ませる要因となっている。どれが本当の自分であるのか、わからないというのが彼の苦悩だ。

　しかし、基本的に『ジャームに対する殺意を持ったの面』のことを嫌っており、一人称を『私』にし、丁寧語で話すことで穏やかであろうとするなど、落ち着いた冷静な態度であるように常に心がけている。
　『ジャームに対する殺意の面』の方を嫌う理由は、かつて子供たちに『怪物』と呼ばれたからである。その姿をあまり見られたくない、見せたあと一緒に居るのが怖い故、あちこちの支部を転々としながらジャーム狩りをしていた。

　だが様々な事情によりイリーガルのまま放置するわけにはいかない状況に追い込またことや、自分自身の行動を見返し、衝動のままジャームを殺すためにあちこちに渡り歩き剣を振るう自分自身に嫌悪したことなどの結果として今の支部にエージェントとして所属することとなった。



･オーヴァードとしての能力
　自身の対抗種としての力を利用するために刀身に血を纏わせ、切りつける戦法を主としている。
　それを可能をするのがブラム＝ストーカーのシンドロームであり、それを維持するためのハヌマーンのシンドロームである。
　
　技術によってその剣撃を音速の域まで昇華させており、その一閃はあらゆる装甲を両断し、防御すらも許さぬ速さである。

　また、裏切られた経験から『人の嘘を聞き分ける能力』や『血などから感情を読み取る』能力を所持している。

･彼という個人
　前述の通り、大事な人がジャームであり、裏切られた過去を持つが故に複雑な二面性を持ってしまった少年。その心に宿る憎悪の炎を処理するために常にジャームとの闘いを求めており、それが故あちこちを転々としていた過去を持つ。
　ジャームを殺す狩人であるという意味でコードネームに名前を付けた。

　しかし、そうしてる内にジャームに対する憎悪で動く自分自身にも嫌悪に近い感情も抱いており、それが故冷静な振る舞いを取ろうとする。だがこと戦闘になると狂暴な面がどうしても見え隠れしてしまうため、命をかけた戦い自体は嫌いであるが、それを自分自身の憎悪が許してくれず、戦い続けている。

　子供時代にまともな教育を受けていなかったため、常識に欠けた行動が目立ったり、家電以外の機械をいじることがとことん苦手である。また、前述の通り性的な知識など徹底的にシャットアウトされた情報などもあるため、全く知らないこともある。
　それが故、実はまだ精通をしていなかったりする。性に関しては無知であるが故に好みも嫌いもない。彼が見たのはそういう場面ではなかったが故、実際は『子供を性的に食べる』といった行為がどのような行為であるかも理解はしていない。

　”童喰いの妲己”に教えられてない数少ない知識であるため、特技は剣術であると考えている。ただし、殺しの技術であり、自分の凶悪な一面を担ってるものでもあるため、誇れるものではないと考えているため、
　そこを踏まえると趣味というものはないが、しいて言うなら毎日のように行っている料理かもしれない、と言っている。

　

基本情報

シナリオでの経歴

　未定　

一問一答

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