容姿・経歴・その他メモ

名門オーヴァード一族"煌家"のクールなご令嬢。
自由奔放で掴みどころがない。性別問わずスキンシップが多い。
楽しいことと戦うことが好きで、強い相手と戦うことはもっと好き。
お嬢さまではあるけれど、どちらかと言えば王子さまタイプ。

一人称：ぼく　二人称：きみ　三人称：●●くん
口調：男の子（時々語尾がぴょんになる）

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母親の胎にいる頃から家庭教師の《彼方からの声》で英才教育を施されたエリートオーヴァード。
超のつく豪邸ですべてを管理され、厳格な一族に取り囲まれてはいたが、不自由のない生活をしてきた。

血の滲むような鍛錬も慣れた。頭が割れるような勉学も慣れた。
すべては自分に対する期待からくることだと、幼女に対する仕打ちを許し続けて来た。

「いつか自由になれる日が来る―――あの正門を出て、ぼくは世界に飛び出すんだ！」
「正門を……　ん？　いや　いつか出ていくなら今出て行けばいいんじゃないの？」
「いや、だめだ…見張りが……　ん？　いや　見張りくらいぼくの敵じゃないな？」

邇々古は天才だったので、脱走を止めに来た一族をちぎっては投げちぎっては投げ、正門をぶち破り、外に出た。
その時に思った。意外となんとかなるもんだな、と。状況を悲観するより動いた方がよさそうだ。

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