容姿・経歴・その他メモ

履歴

幼い頃に家族と旅行中に爆破テロに巻き込まれ、家族を喪っている。その際に周囲の死体に埋もれて、かろうじて死を免れていたことにより実行犯であるFHに回収される。それ以降の数年間、人体実験として薬物投与、洗脳、マインドコントロールを施されていくことになる。非人道的な実験の結果、オーヴァードとしての覚醒や優れた身体能力と引き換えに、実験体になる前の記憶は全て消えており、自分のことはもちろん家族や事故のことも完全に忘れている。今の名前は自分を助けてくれた女性、アウェイカーによって与えられた仮の名前である。理由は分からないが自分を助け、一つの実験素材ではなく一人の人間として接してくれたことにより、最初こそ警戒し敵意を隠さないでいた彼女にも次第に心を開いていく。現在ではアウェイカーをすっかり信じきっており、母もしくは姉のように慕う一方で、密かに想いを寄せているが思うように素直になれず、素っ気ない態度をとってしまう。しかしそれでも彼女のためならばどんな危険な仕事も厭わず行い、また、彼女の身に危険が迫るのであれば自分の命を投げうってでも護ろうとする。
実験体の生活はもはや過去のものとなったが、日常的に頭痛や耳鳴り、幻覚、実験の光景のフラッシュバックに苛まれており、薬を使って症状を抑えている。

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