容姿・経歴・その他メモ

とある資産家の元に産まれ、両親から愛されて幸せに暮らしていたが8歳の時に一家そろって伊庭宗一の襲撃を受ける事になる。

死が目前に迫っていた子供の目に大量の血を流す両親が映る、子供は『殺意』と血が焦げるほどの『怒り』を知った。
子供は体内から雷を呼び、暗殺者を撃退。母親は亡くなってしまったが父親は一命をとりとめる。

その後は無意識に張っていたワーディングを察知したエージェント（ロイス：教官）に保護をされUGNチルドレンとして訓練する事となる。

父親は現在植物状態であり、治療に莫大な金額がかかるがエージェントが『来がUGNのオーヴァードとして生き続ける限り援助する』という約束を上に取りつけた為、4年たった今でも健在。学校にも通わせてもらっている。

来は覚醒した日から貼りつけたような微笑みを崩さず、丁寧な言葉で相手を一定以上近づかせないように生きていた。
まるで歪にねじ曲がった回路のように。
年齢と相まってその姿は不気味であり、小学校でも遠巻きにされているが本人はジャームを狩り、唯一の拠り所となった父の為に淡々と日々を過ごしている。

来の顔から微笑みが消えるのは破壊衝動に負けた時だけ。
少なくとも、今の来を知るほとんどの人間はそうである。

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