“火葬屋”ダフネ・ウィンター
プレイヤー:ギガプラントの彼氏
「ジャームが、簡単に死なない事は知っています、なので―――死ぬまで殺しますね」
- 年齢
- 25
- 性別
- 女
- 星座
- 身長
- 152
- 体重
- 54
- 血液型
- HP最大値
- 28
- 常備化ポイント
- 2
- 財産ポイント
- 2
- 行動値
- 8
- 戦闘移動
- 13
- 全力移動
- 26
ライフパス
出自
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経験
| 皆、死んでしまった。あんなものは、人の死に方ではない。
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喪失 |
邂逅
| 何か為さねば、誰かを助けねば、あまりにこの世は過酷にすぎる。
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焦燥 |
覚醒
| 侵蝕値
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償い
| 18 |
衝動
| 侵蝕値
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飢餓 |
14
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/変異暴走
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侵蝕率基本値 | 32 |
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能力値
肉体 | 2
| 感覚 | 2
| 精神 | 4
| 社会 | 1
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シンドローム | 1×2
| シンドローム | 1×2
| シンドローム | 2×2
| シンドローム | 0×2
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ワークス |
| ワークス |
| ワークス |
| ワークス | 1
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成長 |
| 成長 |
| 成長 |
| 成長 |
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その他修正 |
| その他修正 |
| その他修正 |
| その他修正 |
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白兵 | |
射撃 | 7 |
RC | |
交渉 | 2 |
回避 | |
知覚 | 1 |
意志 | 1 |
調達 | |
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情報:噂話 | 1 |
ロイス
関係
| 名前
| 感情(Posi/Nega)
| 属性
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| 状態
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Dロイス
| 遺産継承者/遺産の器
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―
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【必中の弓】取得
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| 強羅瑠璃
| 有為 |
/
| 悔悟 |
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借りているだけです。だけですよ。
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| ジャーム
| 誠意 |
/
| 憎悪 |
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これは、信仰ではありません。私の、個人的な人殺しです。
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―
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―
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―
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―
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エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限
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| リザレクト
| 1
| オートアクション
| ―
| 自動成功
| 自身
| 至近
| 効果参照
| ―
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(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 |
| ワーディング
| 1
| オートアクション
| ―
| 自動成功
| シーン
| 視界
| 0
| ―
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非オーヴァードをエキストラ化 |
| 原初の黒:ライトスピード
| 1
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| 原初の灰:餓えたる輝き
| 1
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| 原初の白:クロスバースト
| 5
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| 原初の赤:巨人の斧
| 5
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武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説
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必中の弓
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| 射撃
| 〈射撃〉
| 10
| 11
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| 視界
| 攻撃を外すと暴走を受ける。
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サイドリール
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| 15
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| 3
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| 射撃攻撃の達成値+3 ダメージ+1D
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経験点計算
能力値
| 技能
| エフェクト
| アイテム
| メモリー
| 使用総計
| 未使用/合計
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| 15
| 100
| 15
| 0
| 130
| 0/130
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容姿・経歴・その他メモ
「これは私の殺意です、信仰などではありません」
「神様は、多分、許してくれないでしょうね……」
「ジャームになる前にこの命を絶てたらよいのに、それで地獄に堕ちても、悔いは……無いわ」
「ごめんなさい、ごめんなさい……みんな……」
「ありがとう、貴方のおかげで、私は前を向いていられるわ」弓をなでながら。
【Daphne,The Immolator】
前編
孤児院のシスターだったダフネ。
ある日、昔に孤児院から貰われていった子供が、孤児院に戻ってくる。
少年は酷くおびえており、親しかったダフネに助けを求めていた。
少年は、身一つに、何やら布でぐるぐる巻きにされた長い棒のような物を持って逃げてきた。
ダフネはその子を匿い、その子が貰われていった先を調べようとしたが、何もわからなかった。
夜な夜な魘されるその子を看病するダフネ、そしてある日、その子が口を開く。
レネゲイド、UGN、チルドレン、訓練、ジャーム……裏世界の様々な話。
少年は、レネゲイドの適性を見込まれUGNに引き取られ、チルドレンとしての教育を受けていた。
しかし、同期の一人がレネゲイドの制御を失ってジャームと化し、処分されたことをきっかけに精神のバランスを崩し、耐えられずに逃げてきたのだ。
ダフネは、その話を信じたわけではなかったが、それでも、彼を落ち着けようと様々な手を打った。
一か月、二か月、そのおかげもあって彼は徐々に安定を取り戻していった。
そんな時、彼女の元に来客が訪れる。
強羅瑠璃と名乗ったその女性は、彼女に、ここ最近で変わったことはないかと尋ねてきた。
特にないと、ダフネは答えた。その日はそれで、何事もなく終わった。
その日を境に、その子の状態が急変した。
「奴らだ!追ってきた!」
僅かな人影、鳥の飛び立つ音にすら反応し怯える、やがて少年は部屋に閉じこもるようになった。
ダフネは、懸命に少年を励ました「私が守る」と、少年はそれに答えた「貴方にそんな力はない」と。
悪化していく少年の様子、そんな中、再び、強羅瑠璃が訪れる。
彼女は名乗った、自身はUGNと呼ばれる組織の一員であること、その組織から危険な物品が持ち出されたとこと、この周囲一帯が特殊な領域に飲み込まれており、何が起こるか分からないという事。
ダフネは答えた「たとえ、どのような理由が有ろうと、ここは子供達を守る場所です」と「だから、貴方達には協力できない」と。
ダフネは、そう言い切った、正直すごく怖かったが、それでも守ると言ったのだ。
それどころではない、もっと、恐ろしい事が起こる。彼女の言葉は真摯に聞こえた、しかし、ダフネは彼を守らねばならない。
ダフネは戦った、しかし、少年の心は、二度目のエージェントの来襲に耐えられず、連れ戻され、場合によっては処分されるであろうという想像、恐怖に潰れ―――壊れた。
レネゲイドが渦巻く、町一つ飲み込んで、ほぼ完璧な隠蔽を成し遂げていた超常の力が【裏返る】(編集済)
”そは、孤独な王を守るかの領土”
”猜疑心に蝕まれた心は、神経質なまでにすべてを管理し把握する”
”そして一度裏返ればソレは”
”無慈悲で無差別な兵の戦列となって辺りを埋め尽くす”
”故に、彼に名付けられるはずだった渾名は———”
「え?」
困惑するダフネ、辺りの影から一斉に姿を現す黒塗りの兵士達、一拍遅れて、街中に響き渡る悲鳴の協奏曲。
「【粛清者】の兵士達!」
強羅瑠璃の反応は早かった、一瞬で獣化を済ませ、臨戦態勢に
「子供達は!」
明らかに危険な状況、ダフネがなすべきはこの孤児院の子供達の安全確保。
「バカ!」
強羅瑠璃の怒声、この影たちは動くものを無差別に殺す。
一撃目、運よく外れる、二撃目、肩を掠る、三撃目、足を貫く。
倒れこむようにして扉を開く、先は子供達の部屋、視界に映るは、紅、紅、紅。
呆然とする彼女の背後から、四撃目、断頭台が振り降ろされる。
しかしそれは、すんでの所でずらされる、強羅瑠璃の一撃が、一瞬早く兵士を砕く。
「シスター!遺産は!?」
「あっち………です」
指をさす先、少年は、自身には使えないし必要ないと判断したソレ、何かの助けにしてほしいと、ダフネに譲られたソレ。
次々と湧き出す影の兵士達。遺産とダフネを抱え、強羅瑠璃はその場を後にした。
「これがジャーム化だ」
「……」
「シスターは確かに、奇跡的に彼の心を上手く癒していたのだろう、ついさっきまで、彼は確かに、”ジャームではなかった”」
強羅瑠璃の、否、UGNの見識では、彼は既にジャーム化しているはずだった、その前提で作戦が組まれていた。
しかしこの有様、眼下の地獄、これまでの平穏は、彼が未だ理性を保っていたからこそだったのだ。
「これを……持っていて欲しい、自分は、アレを止めないといけない」
強羅瑠璃は、遺産をダフネに預け、粛清吹き荒れる地獄の只中へ。
ダフネは一人、ビルの屋上に残された。ここはかろうじて【粛清者】の領域が及んでいない。
そこで彼女はようやく、これまでの出来事を反芻し、事態をようやく理解する。
私の……所為だ、私が彼を人にとどめておけなかった、だから、子供達は皆、子供……達
「ぁ、あ‥…うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあッ!」
脳裏によみがえる紅、紅、紅、死んで、しまった、あんなの、皆ッ!
後悔か?恐怖か?悲しみか?むろんそれもあるだろう、だが、この、脳裏を占める焦燥はなんだ。
愛のない家庭に育ち、棄てられ、孤児院に入り、同じ境遇の子供達と出会い、シスターになり、子供達の世話をして……
そして子供達は……あ、あんな……
何故?と問う、何故?と問う、しかし答えは変わらない、そこには何の作為も有りはしないからだ。
単純に間が悪かった、世界が物事を順当に処理した結果だ。
足りない、足りなかったのだ。この世界には、絶望的に”優しさが足りていない”
慟哭が結論へと流れ込む、抱えていた遺物のきつく包まれていた布が自然と崩れる。
「何かを、私も何かをしなければ」
足りないのなら、補わねばならない、私にできること、少しでも、何か?
カラン、硬質な音を立てて地面に転がり落ちるそれ、蛇の意匠が施された黒塗りの弓。
不思議とダフネは、それの使い方が手に取る様に分かった。
苦戦するUGN、投入されるすり潰されるチルドレン、そして、少年を捕らえるダフネの鏃。
世界を知り、どうしようもない餓えを抱き、取り返しのつかない後悔に身を焼いた。
火葬屋、【Daphne,The Immolator】は、こうして世に放たれた。
後に、チルドレン達のメンタルケア専属お姉さんになった時のスタンス。
「今この時に少しでも幸せを感じて欲しい、ちょっとでも安らぎを得て欲しい」
「そして、ここからは私の我儘なのだけれど、もし幸せを感じてくれたなら、明日、明後日、そしてもう少し先の未来でそれを思い出して、少しでも長く、人でいてね」
セッション履歴
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| タイトル
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