容姿・経歴・その他メモ

かつて『三つ巴の鬼（トリニティ・シング）』と呼ばれ、荒川亮と共に様々な任務を解決してきたUGNエージェント。現在は異変を解決した英雄としてもてはやされているが、かけがえのない相棒を失った事、その幕引きを自分の手で行った事がトラウマとなり、以前のように積極的に任務を行う事が出来なくなっている。

コードネームの由来となった黒、白、灰色のツンツン髪が特徴で、元々目つきが鋭いのもあるが、相棒を失ってからは余計に不愛想な顔つきになっており、初対面の人間には怖がられがち。ただ、本質的には不器用な世話焼きであり、困っている人を見過ごす事を嫌う。特に子供が泣いていると寝覚めが悪いという理由で、今でも子供が絡む任務は率先して解決している。

荒川亮亡き後もUGNエージェントを続けている理由は、彼が守ろうとしたこの世界を守る為。そうする事で、彼や彼の親族に対する贖罪とする為でもある。勿論、荒川亮がそんな事を望んでいない事は百も承知だが、もはや命本人に世界の守護者たる意義、熱意は残っておらず、かつての相棒が遺したものを少しずつ拾い上げていく事、即ち戦場で戦い何かを守る事でしか、生きている実感を得られなくなりつつあるのだ。周囲も薄々それを感じている為、強く言えずにいる。

コンビで活動していた黄金期は全身を鬼のように変化させ、猛々しい益荒男の如く戦っていたが、相棒の死をきっかけに戦闘スタイルが変化し、1つ1つ、確実に生命の幕を引く幽鬼のような戦い方になっている。

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