容姿・経歴・その他メモ

「贖え有機体」
「所詮は空」
「阿弥陀籤のたどり着く場所はもう無いのだ」
「…だが、もし、お前が人であるならば」

5世紀のブリテンに存在したブリテン人諸侯。当時ブリテン人が支配していたブリテンを破壊しようとした白い災厄、その勢いは竜のごとく苛烈であり、一夜にして当時敵対していたピクト人と先住民であるブリテン人を殺し尽くした。人理を破壊し、呪い続ける者。

と、言うのは彼であって彼で無い者の話。
現在現界している彼はイータカリーナ星雲の方面にあるとある星で生まれた、ケイ素生物。楽園の硝子花。その形状は地球で言うプルメリアに酷似している。存在するあらゆるものを際限なく捕食し、花を咲かせ、また喰らうために伸びるという性質をもつ。その捕食は例え規格外の怪物であろうと空気の振動であろうと光の明滅であろうと例外は無い。
あらゆる星を喰らい、それでもまだ飽くことは決してない、豊穣を喰い枯渇だけを残す者。
人間の区切りだと旧支配者とも言うらしいが、特に本人はそう思っていないし仰々しい称号だなあとすら考えている。とはいえ呼ばれたらそのように振舞うが。

流れ着いた先でヴォ―ティガーンに恋をし、離別し、その後成り行きで円卓に協力していたが、第五特異点で円卓の王であるアーサーの取ったある行動が看過できず、袂を分かつことになる。

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