容姿・経歴・その他メモ

性格：
ＵＧＮチルドレン。性格は真面目だがあがり症な部分がある。エージェントとしての経験は浅く、気負いすぎる部分も。
若くして外界と隔離された環境で育ってきた彼はやや世間とずれた認識、価値観を持つ。
非オーヴァードに対しては守るべき対象と教え込まれているが、本質的な部分では自分たちとは違うと思っている。
レネゲイトの力とは神が与えた試練であり力である。力を持つ人間には果たすべき責務があり、ＵＧＮの使命がそれなのだと考えている。

ＵＧＮの後ろ暗い部分を喧伝するような輩もいるが、それらは憶測に基づいた事実無根のものであるか、あるいはＵＧＮの高尚な理念を理解しない自分本位な者達だ。無論任務の中で法を犯すこともあるだろう。しかしそれは大事の前の小事、秩序を守るという大きな目的の前には小さなものだ。

彼にとってはＵＧＮの意志は、個人のエゴを超えて優先すべき物であり、自らのエゴのままにオーヴァードの力を振るうＦＨやジャームは、世界の秩序を乱す絶対悪であり、排除せねばならない存在だ。
そして、ＵＧＮエージェントとはそれらパブリックエネミーに対し、危険を顧みず毅然と立ち向かう誇り高き正義の騎士なのである。

経歴：
彼がＵＧＮに保護されたのは生まれて間もないころである。彼の両親は、暴走した彼自身のエフェクトによって死んだのだ。そのことは彼には伏せられており、ジャームによって殺されたと教えられている。
響自身は両親のことを全く覚えていない。

チルドレン養成施設で育った彼は、次代を担う戦士として教育を受けた。盲目的にＵＧＮを信奉してるのもそれが原因である。
そういった環境は、自らのオーヴァードの力を何の抵抗感もなく受け入れる価値観を作った。
同時に、非オーヴァードに対しては隔絶した感情を生み出した。自分とは違う存在であり、守られるべきか弱い対象。
彼らを守ることが自らの責務だと信じているが、それは南雲の中で人とオーヴァードの間に明確なラインが引かれてることを意味する。

彼の精神的な父親は、養成施設の訓練教官であるＵＧＮエージェント「インドラ」。
インドラは完全獣化による肉体強化を利用したビースト・カラテの達人であり、響の戦闘スタイルも彼に倣う。
戦闘技術だけでなく思想面でもインドラの影響を強く受けている。インドラがそうなるように育てたのである。
インドラの訓練は苛烈なものであり、おおよそ年端のゆかぬ子供に施してよいものではないが、響は彼に全幅の信頼を置き敬愛している。
それは、子供が無条件に親を愛するのに似ているのかもしれない。

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