元は母子家庭で母親と共にUGNエージェントとして働いていたが、母親が任務により殉職。母を喪ったばかりの頃は、悲しみに耐えられずUGNの危険な実験に自ら志願したりもしたが、今では己の身一つで平日は学校、祝休日は喫茶店でバイト、夜は任務と強かに生き抜いている。
睡眠時間は平均一時間。ショートスリーパーでは無い為《体型維持》で何とか取り繕っている。
学校やバイト先の喫茶では"何を考えているのか分からない天然さん"で通っているらしいが、実際は任務のことやこれから先の事を考えながらバイトや勉強をしているだけ。
任務を終えるとそれまでの人間関係を全てリセットするのがルーティンワーク。

実験の影響か取り繕うのが上手く、悲しむ表情は誰にも見せたことがない。実際は心を守るための防衛反応で、彼女が心から信用している人間は一人もいない。
攻撃する瞬間だけは無感情な素の表情を見せる。

戦闘時は漆黒の魔眼を脚に纏わせ、変形させて爪のように鋭くしている。その爪が黒曜石のように見えるため"黒曜爪"という攻撃名が付けられた。
かつてはコードネームにも使われていたようだが、今は自ずから終黒霧(ミストラスト)と名乗っている。mistrust(不信)との関連は不明。

一人称:私
二人称:キミ

「はじめまして！私は白兎彩子だよ、よろしくね〜！ふふ、キミと任務に行くの、楽しみにしてるね！」
「お待たせしました〜！こちらがブレンドコーヒーで、こちらがカモミールティーです！こちらのお茶菓子はサービスですよ〜！ごゆっくりどうぞ！」
「お腹空いたぁ〜...ここの学食美味しいし早くお昼にならないかなぁ」
「任務？了解！どこ行けば良いの？...うんうん、わかった！そこなら私一人でも充分でしょ？んじゃ行ってくるね〜！」
「ごめんね〜、任務は早く終わらせなきゃいけないから。悪いことしちゃ、めっ！だよ！」

「...君、やっぱり生かしておくべきでは無かったみたいだねぇ。」
「ハッピーエンドなんて、裏社会の住民(わたしたち)にはお門違いだよ」

「...死ね」

「今日は寝る時間あんまり無かったな。...ま、いつもの事か」