容姿・経歴・その他メモ

名前：煙谷 閻良
ヒーロー名：“テスカトリポカ”
性格：やさぐれヤンキー、クール系
家族構成：父"シパクトリ"(故人)
好きなもの：煙草、人気のない路地裏、猫、"シパクトリ"、"ラビリンス"
嫌いなもの：喧嘩、人を憎むこと、自分


◯過去(約10年前)
小さいころに母を亡くし父親に育てられた。
父は"シパクトリ"と名乗るヒーローで閻良は父を応援していた。
お世辞にも有名ヒーローとは言えず知っている人も少数だったが誰かを助ける父の姿にいつも目を輝かせていた。
「私も将来父さんみたいなヒーローになるよ」
その言葉を聞いた父の困ったような嬉しそうな笑顔もたまらなく好きだった。
しかしそんな平穏な日々は長く続かなかった。
"シパクトリ"の名が世間を瞬く間に賑わせた。
ヒーローとしてではなく、ヴィランとして…
レネゲイドが暴走しジャーム化した"シパクトリ"が仲間のヒーローを襲った。
他のヒーローが"シパクトリ"を止めたが悪評は止められなかった。
裏切者のヴィランとして世間から批判された。閻良もヴィランの子として迫害を受けた。
たくさんの人を救おうと努力していた、皆を笑顔にしようとしていた父が…
閻良は叫んだ、嘆いた。しかし父がヒーローとして語られることは以降なかった。
ヒーローとはなにか、なぜ戦うのか。
わからなくなった閻良はグレた。


◯過去(ヤンキー時代編)
ヒーローも人も信じられなくなりグレた閻良。
誰かとつるむこともなく一匹狼だった。
喧嘩も嫌いだったため誰かに喧嘩も吹っ掛けることもなかったが、過去のこともあり絡まれることも多々あった。
父を貶され己を辱められ、閻良は世を憎んだ。
そしてどこからともなく、己の内から声が聞こえた気がした。
「世が憎いだろう？ならば復讐をしよう。」
その声は閻良をオーヴァードとして覚醒させた。
その声に唆された閻良は世を憎んだ、己と父を侮辱した奴らを、そして父を、己を…
見返してやる。動機は酷く不純だった。だが閻良はヒーローとなることを決意した。
皆を救う、笑顔にする。そんな動機は一切ない。
世に復讐するために。

◯現在
ヒーロー活動を続ける中で"ラビリンス"と名乗るヒーローに出会った。
復讐の為にヒーローを続けていた閻良だが迷いがなかったわけではなかった。
彼女といれば何かわかるかもしれない、導いてくれるかもしれない。
正しくヒーローとしてあれるかもしれない。
あの日憧れた父のようになれるかもしれない。
だから閻良は彼女に言った。
「なぁ、あんた。私を雇ってくれないか？私を…うまく使ってくれ」

◯思想
『謀略の牢獄』の影響で世を憎んでいる。
しかし憧れた父を思い出しその感情に抵抗も感じている。
葛藤のなか自分のあり方を見出せずにいる。


◯能力
黒煙を纏い操る能力。
レネゲイドを暴走させ、相手への憎悪を増幅させることにより真価を発揮する。
むしろそうしなければ弱い部類になる。
人を憎むことをあまりよく思ってないので自分の能力はわりと嫌い。

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