容姿・経歴・その他メモ

「さぁ、みんな！今日もよくキリキリ働いて、たくさん喧嘩して、たくさん笑いなさい！」
「あぁ、やっぱりたまの血はキくわね......クラクラしちゃう」
「その手袋を拾ったら、決闘開始の合図でしてよ。さぁ、お拾いになって？」

愛称：レヴィ、ルヴィ

父にして吸血鬼、ブラド・フォン・ツェペシュの一人娘として発生する。年頃の娘らしく天真爛漫、人外として周囲を吸血鬼理論と人外パワーで振り回す。領主として民草に対する面倒見は非常によく、ほぼ毎日レベルで市に繰り出しては老若男女と様々なコミュニケーションを交わしている。現領地は父であるブラドから譲り受けたものであり、そこに生きる領民たちとはほとんど家族といって差し支えない付き合い。ときに結婚式の神父代わり、ときに宴会の賑やかしなど様々な場所で領民たちと関わっているため、吸血鬼という種族でありながら彼らとは非常にポジティブな関係性を構築している。バイオリンが趣味の彼女は、領主である自分自身に対する忠誠と信頼の感謝として、定期的に10年程前からチャリティーコンサートを開催している。本人曰く「腕は非常に確か」。
吸血鬼の間でも名が知られたツェペシュは貴族派の一つであり、幼少から帝王学や対人戦闘訓練を始めとした様々な英才教育を施される。教育の甲斐あって淑女と呼ばれるに相応しい作法と吸血鬼としての強大な戦闘力を会得しているが、生来の天真爛漫かつ周囲を振り回しがちな性分は失われることなく、今日も市井を駆け回っている。

シンドロームはブラム＝ストーカー/ウロボロスの混血種(クロスブリード)。自らの血で作り上げた『血染めの薔薇(ブラッディローズ)』と銘を付けたレイピアを携え、蝶のように優雅に舞いながら蝙蝠のような素早さで敵を斬り伏せる。自身の身体能力や並外れた耐久力、極限まで研ぎ澄まされた剣技によって吸血鬼の名に恥じない強大な戦闘力を誇るルヴィアは生身でも強力だが、格上の相手や強敵に対して用意する武装が2つ存在する。専属の従者である蛇の「サガーク」、あるいは蝙蝠の「キバット」と生命波長を同調させることで強靭な鎧に身を包んだ超吸血鬼へと変貌を遂げる。この状態の彼女は父ブラドをして、「その気になれば大陸に亀裂を入れることなど造作もない」と言わしめるほどの戦闘力を有している。

履歴

領民たち
ルヴィアが館の主の娘、ブラドと同じ吸血鬼だということは知っているが、自分たちに対して年頃の娘と同じ距離感で接してくれることと、自身が貴族階級であることを事実として捉えつつもそのことを一切鼻にかけない性格に感銘を受けている。簡単な諍い程度なら自分たちで解決できる能力を持っており、実際に他所から来た人間がツェペシュの地で問題を起こした際は領民たちが穏便（物理的）な対応を取ることで治安が保たれている。

ルヴィアの領地
近隣にあるギルバート家の領地と比べて内地寄り。新鮮な魚介類も市には並んでいるものの、品揃えや品質はギルバートに比べると少し見劣りしている。代わりに農業が盛んで、その地で収穫した作物の一部を交易品として他領主や商人たちと取引を行っている。

催事
定期的に（主にルヴィアが言い出しっぺ）開催されている。大収穫祭、ワイン品評会、大食いコンテスト、チャリティコンサート等開催される催し物は意外にも多種。現在は子供向けの娯楽が少ないのでいいものがないか思案中。

蛇型従者
数十年前、ルヴィアの近隣の領地で被害を出していた蛇型のレネゲイドビーイング。人間の手には負えないということで、単身乗り込んで調査。群体による毒を用いた集団戦術もあり苦戦するも、長たちを『血染めの薔薇(ブラッディローズ)』で倒す。残り数匹を眷属にして自身の配下にする。以後、有事によく連れ回す個体を『サガーク』と命名。

蝙蝠型従者
十数年前、ルヴィアの領地に発生した事案の首謀者である蝙蝠型のレネゲイドビーイング。限定的に発生した夜が明けない事象を発生させていて、領民たちとブラドの要請を受けて『サガーク』を伴い出陣。自身と似た能力──俊敏な動きと闇に溶け込む能力──を用いられ激戦を繰り広げるも、最終的にルヴィアが蝙蝠を降し眷属とする。以後、当個体を『キバット』と命名。

セッション履歴