容姿・経歴・その他メモ

Dロイス:"愚者の黄金(デミクリスタル)"を体内に所持する。賢者の石のまがい物。

高校2年生。文武両道。才色兼備。名家の生まれとしてのプライドを持ち、人に優しい。ノブレス・オブリージュの体現者。
幼いころに誘拐された妹・だいやがおり、千本松家へ取り戻すためにその動向を追っている。
れいんは「キネティックストーン」の力を活かしオーヴァードとして類いまれなる才能を開花させたが、「キネティックストーン」自体の力を増大させることはできなかった。妹は「キネティックストーン」を"賢者の石"化させることができると目されその身を多くの機関に狙われていた。千本松家も例外なく妹を研究対象として扱う予定だったが、その矢先に誘拐されてしまった。
れいんは妹の捜索を「千本松家の悲願のため」としているが、その心の内では妹抜きで悲願を達成し、妹を守りたいと考えている。

"賢者の石"を求める錬金術師の家系に生まれる。欧州に一族のルーツがあるらしい。表向きの家業は医者。
千本松家は伝説上「生物の生命力を吸い取って増加させ、吸収元の生物に還元する」とされる「キネティックストーン」の研究に没頭していた。
「キネティックストーン」は千本松家により隠匿されてきた石であり、切り取ったり元に戻してくっつけたりできる。千本松家の体内で少しずつ巨大化し続けている。
千本松家当主は代々自らに埋め込まれた「キネティックストーン」の一部を実子の肉体に埋め込むことで研究を成してきた。「キネティックストーン」は拒絶反応が大きく、先代に埋め込まれた「キネティックストーン」を株分けし、血のつながった次代の体に埋め込むことでしか体内に留置できない。
「キネティックストーン」を埋め込まれた者は、微弱ながら人ならざる力を得ることができる。しかし、例外なく短命であり死後自らの肉体が残らない。
千本松家の悲願は、「キネティックストーン」の力をはるかに増大させることである。
レネゲイドウイルス拡散後に生まれたれいん・だいや姉妹は千本松家初のオーヴァードであったため、非常に期待されていた。事実、姉妹共に強力な力を振るい、妹は"賢者の石"の適合者だった。

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