普通の家庭、普通の両親。普通の日常を送っていた。友達もある程度いたし、普通に遊んだりアニメ見たりバラエティを見てたりしていた。

そしてある日、UGNとの戦闘から逃げたのか、死にかけのジャームに遭遇する。そのジャームは最後の最後で正気を取り戻したのか｢殺してくれ。｣と頼んできた。恐怖に苛まれながらもその人の願いを叶えるために手を下した時、｢ありがとう、見知らぬ人。｣と笑顔で言われてオーヴァードに目覚めた。
その後、ジャームを追っていたUGN職員に見つけられ、無事にUGNイリーガルとして行動するようになった。

『ありがとう、見知らぬ人』と言われた時の表情が忘れられず、『ひとだすけ(方法問わず)』を生きがいにするようになった。
もちろん人並みの喜びや欲望はあるが、それ以上に『救済欲求』というものが湧き出てしまい度々精神に歯止めが効かなくなってしまう。逆にその欲求のおかげで侵蝕にも抵抗ができているようでもある。

現在は、日常に溶け込みながらジャーム化してしまった人間達を常に探しており、見つけ次第隙をついて殺害している、『その人が人としてやっちゃいけないことをする前に』という名目をつけて。
その影響でか色んな所(主にFH)から【｜執行委員《ジャッジメント》】と呼ばれるようになっていったが、本人はコードネームの意味があまり分かってないので｢カッコイイ！｣と気に入っている。

情報収集判定時、ロールプレイによって聞かれた場合にのみ話すが、最初は『気にしないで』と誤魔化すため追求が必要。

｢ありがとう、〇〇さん。何か困ってることがあれば、ボクにできないこと以外なんでも言ってね。｣
(ジャームに対して)｢今もきっと苦しんでるよね、大丈夫。今から｜殺す《たすける》ね。｣