容姿・経歴・その他メモ

基本なんでも請け負う何でも屋（万屋）　万屋の名前は「猩々」
護衛からおつかい迄本当に何でもやってるので評判はいいが
その代わり裏での悪評も流れて居たりする。

　「文月のバディは長く続かない」

一人称

俺

二人称

君、〇〇君/ちゃん

口調

関西弁

嘗ては一人の角が生えた少女(?)とバディを共にしていた。

それもあってか業務態度、正確さ、顔共に評判はとてもよかったらしい。

だが何時だったか、依頼を受けていた時にオーヴァードの襲撃に会い応戦していた所

その姿を見たバディは文月を「化け物」と罵り忽然と姿を消した。


満身創痍、その上にこの始末。


「結局はお前も親父やおふくろと同じなんだな…」


その日を境にバディを申し込む人は増えど皆様々な方法で去って行った。

ある者は付いていけなくなり、ある者は文月を罵り、ある者は死に。

疲弊していく文月は次第にこう考えた。


「俺が悪いんや、全部、生きてるせいなんや、せやったらもう何も望まん。何も要らん」


優しさだけを振りまく偽の仮面が生まれた。

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曰く、持つ者と持たざる者とは世の摂理であり変えようのない物である。

曰く、常人と超人とは同じようでいて全く相容れぬ存在である。

否、文月も例外ではない。

生まれた頃から常人には無いようなものがあったのは確かだ。

それの所為で虐められ、先生にも味方すらされなかった。

――ばけものなんだって、わたしは

それでも学校へ行き続けたのにも少なくとも自分の居場所はあったからだった。

そんな自分でもいいと友達を続けてくれた子がいたのだから。

家ですら味方されない自分は、家ですら居場所のない自分が居てもいいと言われたのだから。

しかし、それには必ず代償を払わねばならなかった。

――見返りのないものはないんだって

ある日、親友が死んだ、不慮の事故だった。

しかしその傍には自分もいた。

皆口々に言った。

【　ア　イ　ツ　が　殺　し　た　ん　だ　！　】

皆嫌った、皆手を放した、皆蔑んだ、皆弄った

居場所などないと、あの時失ってしまったのだと、悟った文月は逃げるように故郷を去った。

生憎学だけはあった為逃げた先で学校へと入学できた文月はそこで「万屋」という物に出会った。

――若しかしたら、これなら自分を求めてくれるかもしれない

そうして卒業した文月は万屋を築いた。

そこで出会ったのは"淵源"と名乗る角の生えた男だった。

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