容姿・経歴・その他メモ

鏑木 恵男、レネゲイド関連事件担当独立捜査課の捜査官。
両親も事故で早くに亡くなっていて帰郷する事もなかったが転勤という形で7年ぶりに生まれ故郷に帰ってくる。
世界的にオーヴァードが増え始める前から存在する数少ない感染者で奇妙な隣人と呼ばれるDロイスの保有者。
趣味は特になく身体が資本という事で筋トレに勤しむ二十代も終わりが見えてきた若者だった。



協力型のRBとして15年間活動していたが3年前、ある事件で宿主が死亡。このまま二人で消えるものと思っていたが自身の性質なのか、主がそう望んだのか。気が付けば自由になる「鏑木 恵男」の肉体を得て一人生存。
以降はR担に留まりながら時を過ごすもずっと傍らにあった最高のバディという空席は大きく、少しずつ折り合いをつけるものの時折、その喪失に自己犠牲という形で決着を付けたがる節を見せる。

「変らないものはない、か。変わらなかった方が良かったのか、変わっていてくれて良かったと感謝すべきか。」
「どちらにせよ、哀愁に浸っているのも馬鹿らしくはあるね。」
「さて、—――を待たせても悪いし、そろそろ行くよ。君の故郷で好き勝手を許しては僕も立つ瀬が無いからね。」
「だから安心しているといいさ、次に来る時は報告ついでに花も変えて掃除もしに来るから待っていてくれ。」
「ふふ、暫くは此処に留まるんだ、今度会ったら…そうだね、思い出話でもしようか、恵男。」

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