容姿・経歴・その他メモ

M市支部レネゲイドビーイング対策部門、特殊作戦班管轄遊撃部隊の部隊長を務めるエージェント。
過去RBの捕獲や討伐にて功績をあげており、本人は裏方のつもりだが、それと反比例して位の高さは上がっている。
元々はとある宗教組織でシスターとして働かされていたが、事情があり離反。
縁あってM市RB対のトップに拾われ、現在に至る。

あまり表には立たず、目立つようなことはしたくない控えめな性格。
以前は自分に自信がなく、おどおどしていることもあったが、こちらは人に頼られることが増えたことにより改善したようだ。
頼られると言えば聞こえはいいが、何かと雑用を押し付けられる苦労人気質な面がある。
支部の資料室や図書室の整理、清掃、司書業務に、M市にて保護されているUGNチルドレンの教育業務まで彼女が携わっている。
そんな彼女だが、シスター時代の癖が抜けず、毎日特定の時間になるとどこかに祈っている様子が見受けられる。
なにに祈っているのかはわからないと本人談。

新興宗教に傾倒する両親のもとで生まれた彼女は、生まれた瞬間から神子となる様洗脳にも等しい教育を受けて育った。
それでも両親との日々は楽しく、幸福と表わしてよいであろう人生を送っていた。
が、10歳の誕生日、環境はすべて一変する。
その日、神子となるために御神体と呼ばれるレネゲイドビーイングから神託を受ける。
それは捧げられた子供を無理矢理オーヴァードにするものであり、他にいた子供の中には耐えられず死亡してしまうものもいた。
神託を生き延びた彼女だったが、目覚めたシンドロームはエンジェルハイロゥとモルフェウスであり、御神体の望まれるものではなかったため、神子としての資格を消失することになる。
神子とするために育てたが、なれないのなら要らないとばかりに両親は彼女を捨て、それ以降彼女は教団の中で奴隷のような扱いを受けることとなった。

UGNの調査により教団の実態が明らかになった後、解体命令を無視したためUGNによる関係者全員の逮捕を目的とした襲撃が行われた。
両親は彼女のUGNとの交戦を命令したが、ジャーム寸前だった彼女の鬱憤が爆発、両親をその場で虐殺して死体をさらに攻撃しようとしている所をUGNに確保されることとなった。
彼女の極度の（敵対的な）レネゲイドビーイングへの嫌悪はこの時のエピソードに起因すると考えられている。


アズールの輝きに二人の少女が飲まれ、一人の女が少女から宝石を抜き去ってからほどなく。
若葉の姿は件の天文台にあった。
大きな戦闘痕、散らばる青いナニカ、重なり合うように眠る二人の少女の死体。
ここで何があったかは明白だ。
彼女は憐れな少女らの冥福を祈る。
こんなことをしても何も変わらないと知っていても尚、祈ると言う行為の特別性を信じていた。

それからほどなくして、『青』と呼称される何かと戦闘を行ったであろう少女たちが発見され、UGNに保護されることとなるが、その際の窓口となったのが彼女である。
UGNチルドレンの監督を担当しているため、子供の扱いは問題ないだろうという判断で割り振られた。
しかし、少女らの心に負った傷は深く、少し手を焼いている節がある。


インスピレーション元：
ブルーアーカイブより、『若葉ヒナタ』

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