容姿・経歴・その他メモ

「もうちょっと早ければ。いくら訓練しても、いくら早くなっても、あの夢では彼女は救えない。」
―――星川、悪夢から目を覚まして。

　いつも伏せている目と暗い雰囲気、そして人と話しているときでもイヤホンをかけていることが印象的なUGNチルドレンの青年。普段は高校生として生活を送っているが、その一方でかなりサボりがちである他、上述の雰囲気からか学校内でも親しい人物はいない。居ても居なくても変わらないともいう。

　5際の頃、両親と共に天体観測を目的としたピクニックをしていた際に、何等かの事件に巻き込まれて両親が死亡、そのショックでオーヴァードに覚醒した。幼かった彼がワーディングを張った際に、たまたまそれを感知したUGNのオーヴァードによって保護された。それ以降はホームへと入り、UGNチルドレンとして訓練を続けることになる。また、覚醒時のショックや激痛によって5歳までのとある一つ記憶を除き、ほとんど失っている。

　天川夜空とはほぼ同時期に入ってきたこと、苗字と名前を聞いた際に、苗字がなんか似ていることについての話がきっかけでやり取りをし、そこから話をするようになった。物心がつく頃にはお互いが大切な友人として見るようになった。なお、彼からは多少、友情よりかは異性としての好意のほうが強かった模様。彼女とは大きくなって、ある程度自由に動けるようになったら、お互いの苗字の由来である天の川を見るため、二人で天体観測に行こうと約束していた。

　しかし、訓練中に天川はジャーム化してしまい、その場で殺害されてしまう。大切な友人が死んだことがきっかけで強いショックを受ける。同時にこの一件がトラウマになり、友人ができても、失ってしまうかもしれないという恐怖に駆られるようになり、それ以降は人とできる限り関わらないようにしてきた他、天川がジャーム化する夢を何度も見るようになる。

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