オーヴァードを周知させようと動いた組織を崩壊させたが、常に疑問を感じていた。
痛み無しの変革は本当にあるのだろうか…、人類の歴史が示すところ、それは夢物語なのではないのかと…。
「トロッコ問題でどちらかを選ぶのではなく、レバーを引く覚悟をする。」それが必要なのではないかと…。
大切な友人である、「三原色」の面々がオーヴァードに覚醒し、抗争だらけで何時レネゲイドに飲まれるかも分からないそんな世界に足を踏み入れてしまった。
　一気に大量の人員（非オーヴァードを含む）をUGNが確保しない限り、今後拡大し続けるレネゲイド問題への対応が、後手後手に回り、誰かの悲しみを生むのは目に見えている。
ならばいざという時は、世界の破壊者となったとしても、レバーを引ける人間になりたい。
そして、覚悟を決め、覚醒の原因となった「毒」を受け入れた。
…「毒」を生成できる今となっては「毒の爆弾」と言っても差し支えない

　高校の友人で、『都市伝説』というネタを真実に提供してくれる情報源でもある。
3人と真実で『都市伝説』を確かめるべく、取材を行う姿が良く目撃され学校内でも仲の良い友人として理解されている。
肝心のネタは記事に出来ない内容だが、前回の「神社は無いのに巫女が居る」謎は良い線をいっていた。

　遅かれ早かれでは有ったが、自分がオーヴァードへ覚醒させる事件が有った。
その組織の理念は理解できるものであったが、方法としては共感は出来ず、その組織を崩壊させることに手を貸した。
理念を理解した者としてこの世界の現状を良しとは思っていない。
今はひとまず『現状を変えようとしているUGNを信じることにした。』が、UGNが現状維持しか考えていないと分かった暁には報道（メディア）を武器とし、【ミライの先兵】として動き出す事を心に刻んでいる。

　例の事件以後、黒髪の少女と知り合った。（要人への貸し）

生まれながら人からRBに成った者
レネゲイドウイルスが拡散し、多くの人類がウイルスのキャリアーと成った結果、ウイルスが生物濃縮され誕生。その為、他の人より始めから侵蝕率が高い。
彼・彼女のレネゲイドウイルスは現在は休眠状態であり、ずっと人間の中で他の人と変らず成長した為、RBの本能である自分自身をレネゲイドの一種であるという自覚を持てて居ない。

レネゲイド汚染がこのまま進めば、人類から生れてくる者がすべてRBとなり、ゆるやかに種としての人類が滅亡していくそんな未来が有るのかもしれない…。（陰謀論であり根拠は無い）