とある支部所属のFHチルドレン。
元々大剣"アロンダイト"を扱う男性オーヴァードだったものの、任務時に敗北、死亡するかと思われたがアロンダイトを扱えるほど有用な彼を失うことを惜しんだFHが彼の精神を別のチルドレンのクローンボディに入れた事により蘇生した。

しかしその際に使用された肉体が年端も行かぬ少女のものだったために筋力自慢の彼は弱体化。以前ほどの戦果を上げられていない。
蘇生という手間をかけたにも関わらず、他の同期チルドレンにすら劣った実力になった彼は、"処分"される可能性が常に付き纏っており、生存が欲望である事も後押しし、最近は死による粛清を恐れてUGNへの亡命を視野に入れて始めている。
その思考からUGNの人間と極力敵対しないように動いているものの、まだ完全に裏切っては居らず機を伺っている最中のようだ。

過去にアロンダイトを扱える人間を選別するべく蠱毒が行われ、チルドレン同士で殺し合った事がある。
生存権を勝ち取るために他のチルドレンを大量に殺害したことを引きずっており、自虐的。

性格はよく喋りよく笑うものの、FHチルドレンなためにやはり口が悪い。
ついでに自虐も多い皮肉屋であり、年齢不相応に達観した言い回しをする。
それら自虐的な言い回しも他チルドレンとの生存競争で蹴落としてきた後ろめたさが強いからである。
欲望も生存なため、少女の姿になっても生きてる(?)だけマシだと考えていて、不満を口にすることは少ない。
ただ、やはり少女扱いされるのは照れくさいらしく、されると照れ隠しによく喋る。

戦闘時は雷を纏って身体能力を強化。
無理矢理に大剣を装備してパワフルに戦闘を行う。
集団相手にはフラググレネードを投げるのだが、今の姿ではブローカー達の信用を得にくいために多くは常備できていない。

また、コードネームは元々"蹂躙する大剣"だったのが現在の肉体になると同時に侮蔑の意も込めてそう読まれるようになった。