悪いことをするとき、実際には誰もいないのにどこかで誰かが見ている気がする。
そんな感覚の集合意識から生まれたレネゲイドビーイング。
実態を持ったので実際見ている上、悪いことをしているとどこからともなく表れて注意してくる。たぶん妖怪。

スリの少年が財布に手をかけようとするのを注意したところ、その少年が驚いて逃げて行くのを見て自分が生まれたことを認識した。
その後、同じように目についた悪事を注意して回っているうちに世界を周り、日本で落ち着いた。
現在は霧谷雄吾にスカウトされてUGN日本支部のエージェントをしている。

主な仕事内容はオーヴァードが事件を起こさないかの監視とその対応。
趣味は人間の監視で、高い建物の上から人間を眺め、悪いことをしていると注意している。
つまり趣味の延長で仕事をしている。

テロ行為は大抵の国で悪事なのでFHは注意と矯正の対象。特に春日恭二は毎日のようにしでかしているため接点が多い。
「恭二ちゃん、またこんなことして！　悪い子ですよ！」

キャラクター名の「狭口　百目」はUGNが用意した戸籍のもの。

もとはエンジェルハイロゥのピュアだったらしいが、現在はノイマンとモルフェウスを入れたトライブリードになった。
おそらく監視カメラの普及などに伴う監視者のイメージの変化によるもの。

説教を聞かないと暴力で矯正しようとしてくる直情型だが、基本的には人間に対して友好的。
特に説教の絡まない通常時の性格は温厚で頼まれれば悪事以外応えてくれる。

集合意識で構成されているため、周囲の文化の影響をもろに受ける。そのため年代や国によって悪いことの基準は変わる。
数十年前は説教のためにポカポカ人を殴っていたが、最近はあまりないようだ。

暴走時は加虐的になる。

ヒューマンズネイバーとしてとる姿は小学校高学年ほどの少女で、緩い三つ編みをしている。

日本警察の制服を着ているが、特に警察関係者というわけではない。
服装は周囲の文化の監視者のイメージによって変わる。宗教関係の見た目に変わる国もあるかもしれない。

周囲をチョロチョロしている謎生物は能力の一部、または体の一部。
ヒューマンズネイバーを解いた本来の姿はこれの大きい版(直径50cmほど)。
昔は目玉に直接手足や羽が生えたかなりグロい見た目だったが、モルフェウスの発現で監視カメラのイメージキャラクターのような見た目になった。
マシンモーフィングすれば目達が工具を取り出してアイテムを作り出し、マルチウェポンすれば目達が頑張って武器を扱っている。