容姿・経歴・その他メモ

"背徳の獣"を自称するレネゲイドビーイング。
真っ青な竜の角や翼、尾を持ち、色白な少女の姿をしている。曰く「この姿の方がなにかと都合が良いだろう？」とのこと。

見た目に反してその性格は男性的。超越者として尊大な態度で振る舞い、簡単には他者の存在に左右されない。
ただ、人間を見下している訳ではなく、特に"強い自我"を持つ者には敬意を表することもある。


その正体は「寄生能力を失った代わりに、個として進化した輪廻の獣(アルマ･レグナム)」。
人間の持つ『感情』を学習することで、自らが"完全なる個"となることを目的としている。

これは、長い時の中で人間を観察する内、彼らの持つ『感情』がレネゲイドのさらなる進化をもたらすと学習した結果であるという。
人間に近しい形に進化を遂げたことで『感情』を獲得したが、代わりに本来の寄生能力は喪失している。
彼女(？)の他にも6体ほど存在しており、それぞれが人間のとある『感情』を体現している。


能力は『炎』の操作。
この『炎』は通常の炎ではなく、彼女の影が炎のように具現化したモノ。
その形態や熱量は自在で、ただ燃やすだけではなく、凍てつかせることもできる。
また、彼女の感情の昂ぶり比例して勢いを増す特性を持っており、戦闘時は感情を増幅することで『炎』の威力を上昇させる。

ウロボロスとして他のオーヴァードの能力を"喰らう"こともできる。
さらには、相手の『感情』を"喰らう"ことで、相手のレネゲイドを奪い尽くし能力の発動を打ち消す芸当も可能としている。

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